COME GATHER ‘ROUND PEOPLE WHEREVER YOU ROAM.
2月5日(日)
西荻窪/のみ亭「ディキシーランドへようこそ作戦」
出演/日川淳一 高杉康史 宇佐見和夫 多田葉子
●葉子ちゃんとの初共演奏。
やっと念願が叶って、葉子ちゃんとのライブにこぎつけた。
一昨年昨年に引き続き「若いおなごの生き血計画」継続展開される。
ワルイ女子はいねぇがー!
「9thの恋」「温泉旅行」「ディキシーでいこう」など、懐かしドコロを久しぶりにやりました。
つーコトで、葉子ちゃんへ「全面的におんぶにだっこにかたぐるま賞」を差し上げます。
4月7日(土)
西荻窪/ターニング「のみ亭30thみんなの忘れ物預かってますよ~作戦」
出演/日川 高杉 宇佐見 多田 渡辺一郎 黒田志乃 関口孝
●26年ぶりに3曲を合同演奏。
開閉商事京都・大阪支社3名上京。いろんなモノをひきずってのステージであった。
緊張でガッチガチの奴と全くない奴とのヒラキが面白かった。
ある意味で今年の「スリリング大賞」だな。ガチガチ君に。
終わってからの思いつき酔った振った話が、夏の関西ライブツァーにつながっていくのであった。
5月20日(日)
荻窪/アングレース「金平糖は甘い 甘いはケーキ ケーキはアングレース作戦」
出演/日川 高杉 宇佐見 多田 青柳久美子
●くーちゃん初参加とともに、すちゃらかしゃいにんぐアングレースデビュー。
日曜の昼下がり~甘い香りで明るい店内~ウィンドー越しの人々~など、今までにない状況に
若干戸惑う。が、いつものようにお客さんに助けられ、気持ちよいライブとなった。
そんなこんなで、いまは無き荻窪/アングレースに「SWEET HEART TIME賞」
決定! 併せて、梅ちゃん西荻窪店開店おめでとう!
この日の演奏曲「うめちゃん」YOU TUBEで聴けます。
7月15日(日)
西荻窪/のみ亭「ユーライクミー作戦」
出演/日川 高杉 宇佐見 青柳
●くーちゃんの誕生日にライブ。めでたいめでたい。
2012年すちゃらかの夏はここから始まりました。
くーちゃんのアコーもオヤジたちにレベルを下げて、おっと、レベルを合わせてほどよく絡まり
、関西ライブへの下ごしらえが出来上がりました。
HAPPY BIRTHDAYくーちゃん「とっくみあいの大騒ぎ賞」贈呈。
8月4日(土)
京都/ほんやら洞「待ってろよ! 明石焼き作戦=京都」
出演/日川 高杉 宇佐見 青柳 渡辺 黒田 米谷俊樹
●26年ぶりの関西ツァー。開閉商事の初企画。
早朝の京都着。なべいち(渡辺一郎)宅でほっと一服。まったりゆったり後、なべいちの無駄な
財源にまかせて、後先考えずに収集したお宝を鑑定する。3階に構築された汽車の模型部屋
で、煙を吐きクルクル走り回る汽車達を見ながら、なべいちの老後をそれぞれに案じる。
そんな関東すちゃらかメンバーを救ってくれたのは、桂子ちゃんの容体快方に向かうという
明るいニュースであった。
ライブはというと、マイケル(米谷俊樹)も加わり、懐かしさも増幅。まぁよかった。よかった。
あつかった。よかった。
で、ここは素直に桂子ちゃんへ「体を大事にしま賞」。
「港の酒場の物語」「MISS THE MISSISSIPPI AND YOU」
「夕陽のカゥボーイ」3曲、YOU TUBEで聴けます。
8月5日(日)
大阪/音太小屋「待ってろよ! 明石焼き作戦=大阪」
出演/日川 高杉 宇佐見 青柳 渡辺 米谷 黒田 関口 光玄
●出演交渉は、「まず一杯! そして一皿!」から。
ライブ前の腹ごしらえに入ったたこ焼き屋に光玄が合流。
山芋焼きとビールをご馳走して、かわりに本番で一曲歌ってもらう。
最後はステージに8人が上がり、大盛り上がりで終了する。コーフンと感謝の一夜であった。
んなわけで、光玄に「光玄って唄はうまいし、ギャラは安いし・・・賞」。エヘヘ。
10月21日(日)
西荻窪/のみ亭「食う 呑む 酔う酔う作戦」
出演/日川 高杉 宇佐見 青柳 多田
●誰が言ったか「ここんところのすちゃらか最強のラインアップ!」。
よっしゃ!ということで、最良の曲揃えをもってたっぷり演奏しました。
アンコールはCCR「PROUD MARY」。ゴーゴー アミーゴー!
で、この夜のお客さんに「サイフはからっぽ 愛はいっぱい賞」大盤振る舞い。
10月28日(日)
高円寺/本の楽市「いま何時? 高円寺作戦」
出演/日川 高杉 宇佐見
●雨を気にしながらオヤジ3人の素材派志向的ストリートライブ。
幸いに終わってから雨は降り出し、「演奏は貧弱でも悪運は強い」出たとこ勝負バンドの本領が
発揮される。
大忙しだった兜ちゃん&エミリアに「いま何時? お・や・じ賞」。おつかれでした。
12月2日(日)
西荻窪/のみ亭「ROCKだ! 自由だ! 60歳だ!作戦」
出演/日川 高杉 宇佐見 青柳 青柳としひろ
●うーちゃんの第1回還暦祝賀パーティー。
主役のうーちゃん、よってたかって弄ばれて大騒ぎの夜であった。開閉商事社歌から始まり、
すちゃらかヒットパレードの後、うーちゃんメインボーカルで2曲。最後は青ちゃんにも入って
もらって「GOODNIGHT IRENE」で締めました。
そんなこんなで、赤い挑戦者うーちゃんに「寄る年波ってヤツを楽しんじゃおうゼ賞」を贈って、
2012年どんとはらい!
あきちゃんとぴかに
イラストレー賞
てなてな今年でありました。
ではでは来年もすちゃらかでお過ごしくだしゃいにんぐ!!!
《営業2課 じゅんぼう》
2015年4月26帰京集合写真
2012年12月19日水曜日
2012年12月17日月曜日
すちゃらかしゃいにんぐ2013年1月 ライブのお知らせ
前々回のブログでも書いてありますが。
すちゃらかライブのお知らせを再度載せます。
日時 2013年1月8日(火)
時間 18:30開場 19:30開演
チャージ 2000円
場所 吉祥寺MANDA-LA2
東京都武蔵野市吉祥寺南2-8-6 TEL0422-42-1579
出演 るーずぱんてぃ すちゃらかしゃいにんぐ 熊坂路得子 中川五郎
皆様お誘い合わせのうえこぞってご来場くださるようお願い申し上げます。
すちゃらかライブのお知らせを再度載せます。
日時 2013年1月8日(火)
時間 18:30開場 19:30開演
チャージ 2000円
場所 吉祥寺MANDA-LA2
東京都武蔵野市吉祥寺南2-8-6 TEL0422-42-1579
出演 るーずぱんてぃ すちゃらかしゃいにんぐ 熊坂路得子 中川五郎
皆様お誘い合わせのうえこぞってご来場くださるようお願い申し上げます。
2012年12月14日金曜日
第一回某君還暦パーティー 想い出の写真集
ついこないだやったのに何が思い出の写真集かって言われると、実は返す言葉があって
何日かたってやのじやABやK子と話していたら、みんななあんにも覚えていない。
場面場面はちょっと出てくるときがあっても、何をしゃべったかなんて一切わすれている。
だいぶみんな正しい力が付いてきたようだが、やはりこのままではいけない、ということを
勝手に考えて、当日人数の都合で呼べなかった人にも楽しんでいただこうということも
あって写真集としました。呼べなかった方には非常に申し訳なかったと思います。ごめんな
さい。また来ていただいた方は本当にどうもありがとうございました。
で、はじまりはじまり
何日かたってやのじやABやK子と話していたら、みんななあんにも覚えていない。
場面場面はちょっと出てくるときがあっても、何をしゃべったかなんて一切わすれている。
だいぶみんな正しい力が付いてきたようだが、やはりこのままではいけない、ということを
勝手に考えて、当日人数の都合で呼べなかった人にも楽しんでいただこうということも
あって写真集としました。呼べなかった方には非常に申し訳なかったと思います。ごめんな
さい。また来ていただいた方は本当にどうもありがとうございました。
で、はじまりはじまり
2012年12月5日水曜日
宇佐見和夫の第一回還暦パーティの報告
12月2日に行われたパーティ。すちゃらか的には、
「Rockだ!自由だ!60歳だ!作戦」と名づけられた。ロックジユウね。
どう見ても若作り?の、トラボルタ宇佐見の加齢なるステップのポスターは、
おなじみ、仲野HKRが作成してくれた。いつもありがとう。
のみ亭のドアに生花のリースを作って飾ってくれたのは、花YKちゃん。
あびがサンタの絵の描かれた、大きな緑の靴下をドアにぶら下げました。
良く見ると、サンタが眼鏡かけて、帽子に「60」と書き込んである。あびらしい。
クリスマスパーティのような、還暦パーティのはじまりはじまりでございます。
開場前から人が集まり、乾杯前から飲み始める。こうでなくちゃ。
開閉商事社長夫妻、ケーキ屋開店準備中のUMちゃん、久々S藤氏、
女装のSBY、どんどんニギヤカになってくる。笑ったのはK子が来たとき。
あび曰く、「おー、今日は人がいっぱい来んだから、小さく座れよ」。
口とんがらがしてむくれてましたね。
そうそう、まりおが赤い頭巾とちゃんちゃんこ持ってきて、
うーちゃんに着せてました。似合ってましたな。
7時くらいに、じゅんちゃんの乾杯の音頭。高校時代のエピソードなどまぜる。
5時くらいから練習しながら飲んでるすちゃらかも調子上がってる。
7時30分。早く演ってラクになろうと、すちゃらか演奏開始。
・ANY OLD TIME
・君は最高さ
・港の酒場の物語
・ずっとこのまま
・人のいない祭り
と演って、ちょっと休憩。ガソリン補給。
後半、密かに練習しておいた、うーちゃんに捧げる曲を2曲。
じゅんちゃん、くーちゃんと3人で演奏。
「Happy Birthday」と「友人U氏に」。
うーちゃん、カンゲキの涙にむせぶ中、いよいよ出番です。
なんと、すちゃらか史上初めてうーちゃんのフルボーカル。
2曲披露しました。いえぃ!。
まずは、おJACKSの「遠い海へ旅に出た私の恋人」、
S藤氏感涙でございます。それから「鈴懸の径」。
低音のミリョクが続く。唄い終わりキンチョードットトケール音がしました。
ラストはAOちゃんにマンドリンで入ってもらって、
5人で「グッドナイトアイリーン」。みんなでコーラス気持ちいい。
しかし今日は、演奏中トイレに行く人多かった。
まぁ、めでたい成人3回分のパーティでガンガン飲んでるからね。
その後、歌姫TKぽんや、AOちゃんの唄、Kabu、EMIの演奏?が続き、
オイラは2度ほど寝てしまい、気づくと朝4時。じゅんちゃんもウトウト。
「じゅんちゃんハラへったね」と、朝までやってる中華屋のOさんのとこへ。
まだ飲むのかビール3本、餃子、チャーハン。うぃ~っ。ヘロヘロモヘロ。
駅でじゅんちゃん見送って、帰ってバッタンQ太郎。
気づくと今度は夕方の4時。びっくりしたなぁもう。
うーちゃん、第二回目の還暦パーティ、120まで長生きしようね。
集まってくれた皆さん、お疲れ様、有難うございました。
さて、全く私的な貼り紙、「2012の、お!な姫たち③」に
追加で一人書き込みました。
・関取花-中くらいの話
来年、1月8日の「MANDARA-2」出演、もうすぐチラシ出来るので、
それから告知しますが、体だけは空けておいてください。
チラシ出来たのでのせました。
1月27日には、開閉商事社員旅行で温泉に行きます。
ダンドリあびちゃん大活躍中です。たしかまだ女子枠のみ空きがあったはず。
いやはや、俺たちに疲れてるヒマはないみたい。
開閉商事営業3課 やっちゃん㋳
「Rockだ!自由だ!60歳だ!作戦」と名づけられた。ロックジユウね。
どう見ても若作り?の、トラボルタ宇佐見の加齢なるステップのポスターは、
おなじみ、仲野HKRが作成してくれた。いつもありがとう。
あびがサンタの絵の描かれた、大きな緑の靴下をドアにぶら下げました。
良く見ると、サンタが眼鏡かけて、帽子に「60」と書き込んである。あびらしい。
クリスマスパーティのような、還暦パーティのはじまりはじまりでございます。
開場前から人が集まり、乾杯前から飲み始める。こうでなくちゃ。
開閉商事社長夫妻、ケーキ屋開店準備中のUMちゃん、久々S藤氏、
女装のSBY、どんどんニギヤカになってくる。笑ったのはK子が来たとき。
あび曰く、「おー、今日は人がいっぱい来んだから、小さく座れよ」。
口とんがらがしてむくれてましたね。
そうそう、まりおが赤い頭巾とちゃんちゃんこ持ってきて、
うーちゃんに着せてました。似合ってましたな。
7時くらいに、じゅんちゃんの乾杯の音頭。高校時代のエピソードなどまぜる。
5時くらいから練習しながら飲んでるすちゃらかも調子上がってる。
7時30分。早く演ってラクになろうと、すちゃらか演奏開始。
・ANY OLD TIME
・君は最高さ
・港の酒場の物語
・ずっとこのまま
・人のいない祭り
と演って、ちょっと休憩。ガソリン補給。
後半、密かに練習しておいた、うーちゃんに捧げる曲を2曲。
じゅんちゃん、くーちゃんと3人で演奏。
「Happy Birthday」と「友人U氏に」。
うーちゃん、カンゲキの涙にむせぶ中、いよいよ出番です。
なんと、すちゃらか史上初めてうーちゃんのフルボーカル。
2曲披露しました。いえぃ!。
まずは、おJACKSの「遠い海へ旅に出た私の恋人」、
S藤氏感涙でございます。それから「鈴懸の径」。
低音のミリョクが続く。唄い終わりキンチョードットトケール音がしました。
ラストはAOちゃんにマンドリンで入ってもらって、
5人で「グッドナイトアイリーン」。みんなでコーラス気持ちいい。
しかし今日は、演奏中トイレに行く人多かった。
まぁ、めでたい成人3回分のパーティでガンガン飲んでるからね。
その後、歌姫TKぽんや、AOちゃんの唄、Kabu、EMIの演奏?が続き、
オイラは2度ほど寝てしまい、気づくと朝4時。じゅんちゃんもウトウト。
「じゅんちゃんハラへったね」と、朝までやってる中華屋のOさんのとこへ。
まだ飲むのかビール3本、餃子、チャーハン。うぃ~っ。ヘロヘロモヘロ。
駅でじゅんちゃん見送って、帰ってバッタンQ太郎。
気づくと今度は夕方の4時。びっくりしたなぁもう。
うーちゃん、第二回目の還暦パーティ、120まで長生きしようね。
集まってくれた皆さん、お疲れ様、有難うございました。
さて、全く私的な貼り紙、「2012の、お!な姫たち③」に
追加で一人書き込みました。
・関取花-中くらいの話
来年、1月8日の「MANDARA-2」出演、もうすぐチラシ出来るので、
それから告知しますが、体だけは空けておいてください。
チラシ出来たのでのせました。
1月27日には、開閉商事社員旅行で温泉に行きます。
ダンドリあびちゃん大活躍中です。たしかまだ女子枠のみ空きがあったはず。
いやはや、俺たちに疲れてるヒマはないみたい。
開閉商事営業3課 やっちゃん㋳
2012年11月30日金曜日
沢の鶴それも一級酒を二本ブロック塀に事件
だれがこまどり ころしたの?
わたし とすずめがいいました
わたしのゆみやで
わたしがころした
『マザーグース/谷川俊太郎 訳』
これは私が人づてに聞いた話である。人づてではあるが、この話の信憑性はかなり高い。
いや、ほとんど事実である。
私と宇佐見和夫(その頃はウサミ、あるいはウサミ君と呼ばれていた。)は高校一年生からの
付き合いだった。
時代は昭和40年後半。
ところは東京葛飾亀有あたり。
私たちは二十歳で、金がなく、夢もなく、それでも酒は毎日のように呑んでいた。
その頃の私の周りでの酒事情を説明する。
当時は、現在のような焼酎全盛ブームではなく、焼酎の地位はまだまだ低かった。岡林信康の
山谷ブルース「あとは焼酎をあおるだけ~♪」がちょっと前(レコード発売は昭和43年)に作ら
れ、歌われてた頃である。焼酎といえば、梅酒を作るときに使うモノというイメージだった。
本格焼酎(焼酎乙類)として、ジワジワと広まっていくのは、もう4~5年あとだったように思う。
酎ハイも扱ってる店と扱ってない店があった。
またビールは缶の時代ではなく、瓶の時代だった。
そう、何でも瓶だった。ビールもコーラもジュースも醤油も。
空瓶を持って酒屋へ行くと、空瓶代として当たり前のように換金してくれた。
今ではデカい顔をしてる缶ビールなんてのは、旅行やお花見での歳時記的扱いであった。
隅のほうで小さくなってたものである。(ここらへん東海林さだお風で!)
もう一つ、今デカ(今はデカい)顔のワインとかカクテルとかのおしゃれ系は当然圏外であった。
猪口才なヤツラだった。
仲間どうしの家で呑むとなると瓶ビールを何本か呑んだ後は、安ウヰスキーのストレート。
または日本酒の一升瓶を冷で。というコースが定番であった。
ウヰスキーなら国産の安いヤツ。トリスとかレッドとかオーシャンとか。
日本酒はランク付けがあって、上から「特級酒」「一級酒」「二級酒」となっていた。
そういえば、合成酒というものもあったなぁ・・・。
で、我々の酒宴には二級酒がほとんどだった。
たまにお金が入ると「いざ!一級酒!」な~んてな日々だった。その頃の我々にとって
「一級酒」は裕福のスティタス。「特級酒」にいたっては一年に何度か、ハレの日に拝める
モノであった。
なんたって質より量であったから。
氷を用意するとか、熱燗で風情を楽しむとか・・・地酒の旨さにこだわる・・・なんてのは、
あまりなかったような気がする。呑んで酔っ払って騒ぐ! ってのが目的なもんで・・・。
あっ!、これは今でもか・・・。
「まったく、お前らのバカリョクは年季だけ一人前だゼ!」
その日、宇佐見和夫は仲間の家で4~5人と呑んでいた。
そして日本酒が切れたので、酒屋に買いに行くことになった。
宇佐見和夫がその役目を自分から、かって出た。
するとさらにもう一人、同行しようと言い出した男がいた。
温厚とか柔和とか寡黙とか、その頃の宇佐見和夫の人間性を表す時、人がよく口にする言葉
だった。
また不正とか無礼とかを一番に嫌うのも彼だった。
煙草の煙はゆるく、風の行手を教えた・・・。彼はいつも穏やかに遠くを見ていた。
そんな宇佐見和夫だったが、彼は酒屋へ同行しようとする男が嫌いであった。
その男は利己的で狡猾で、そして酒癖が悪かった。
今でいう空気の読めない奴。さらに無礼者という評が加わる。
そんな水と油。いや油とマッチの二人が酒屋にて買い求めたのは、日本酒二本。それも沢の鶴
の一級酒。
仲間の家と酒屋とはそれほど遠くない距離だった。
どのような経緯だったのか、なにがきっかけだったのか。
同行男の言いがかりに口論となった彼は、立ち止まるやいなや「お前はこれ持って帰れっ!」
と両手に一本ずつ持っていた沢の鶴一級酒をブロック塀に叩きつけたのである。
嗚呼、夜空にこだまする二発の銃声よ!!
その後、宇佐見和夫は一人で酒屋へ引き返し、沢の鶴一級酒二本を再度購入、顰蹙男には
仲間からの鉄槌が下されたのは言うまでもない。
噂というのはたちまちのうちに町を走る。
「ウサミを怒らすな!」
あるいは「ウサミをブロック塀に近づけるな!」
その後しばらくの間、我々のオキテとなった。
くり返す。
「ウサミを怒らすな!」
宇佐見和夫。59歳。
この冬、60歳を迎える。
鮭 鮫 鱈 鯉
《開閉商事営業2課 じゅんぼう》
わたし とすずめがいいました
わたしのゆみやで
わたしがころした
『マザーグース/谷川俊太郎 訳』
これは私が人づてに聞いた話である。人づてではあるが、この話の信憑性はかなり高い。
いや、ほとんど事実である。
私と宇佐見和夫(その頃はウサミ、あるいはウサミ君と呼ばれていた。)は高校一年生からの
付き合いだった。
時代は昭和40年後半。
ところは東京葛飾亀有あたり。
私たちは二十歳で、金がなく、夢もなく、それでも酒は毎日のように呑んでいた。
その頃の私の周りでの酒事情を説明する。
当時は、現在のような焼酎全盛ブームではなく、焼酎の地位はまだまだ低かった。岡林信康の
山谷ブルース「あとは焼酎をあおるだけ~♪」がちょっと前(レコード発売は昭和43年)に作ら
れ、歌われてた頃である。焼酎といえば、梅酒を作るときに使うモノというイメージだった。
本格焼酎(焼酎乙類)として、ジワジワと広まっていくのは、もう4~5年あとだったように思う。
酎ハイも扱ってる店と扱ってない店があった。
またビールは缶の時代ではなく、瓶の時代だった。
そう、何でも瓶だった。ビールもコーラもジュースも醤油も。
空瓶を持って酒屋へ行くと、空瓶代として当たり前のように換金してくれた。
今ではデカい顔をしてる缶ビールなんてのは、旅行やお花見での歳時記的扱いであった。
隅のほうで小さくなってたものである。(ここらへん東海林さだお風で!)
もう一つ、今デカ(今はデカい)顔のワインとかカクテルとかのおしゃれ系は当然圏外であった。
猪口才なヤツラだった。
仲間どうしの家で呑むとなると瓶ビールを何本か呑んだ後は、安ウヰスキーのストレート。
または日本酒の一升瓶を冷で。というコースが定番であった。
ウヰスキーなら国産の安いヤツ。トリスとかレッドとかオーシャンとか。
日本酒はランク付けがあって、上から「特級酒」「一級酒」「二級酒」となっていた。
そういえば、合成酒というものもあったなぁ・・・。
で、我々の酒宴には二級酒がほとんどだった。
たまにお金が入ると「いざ!一級酒!」な~んてな日々だった。その頃の我々にとって
「一級酒」は裕福のスティタス。「特級酒」にいたっては一年に何度か、ハレの日に拝める
モノであった。
なんたって質より量であったから。
氷を用意するとか、熱燗で風情を楽しむとか・・・地酒の旨さにこだわる・・・なんてのは、
あまりなかったような気がする。呑んで酔っ払って騒ぐ! ってのが目的なもんで・・・。
あっ!、これは今でもか・・・。
「まったく、お前らのバカリョクは年季だけ一人前だゼ!」
その日、宇佐見和夫は仲間の家で4~5人と呑んでいた。
そして日本酒が切れたので、酒屋に買いに行くことになった。
宇佐見和夫がその役目を自分から、かって出た。
するとさらにもう一人、同行しようと言い出した男がいた。
温厚とか柔和とか寡黙とか、その頃の宇佐見和夫の人間性を表す時、人がよく口にする言葉
だった。
また不正とか無礼とかを一番に嫌うのも彼だった。
煙草の煙はゆるく、風の行手を教えた・・・。彼はいつも穏やかに遠くを見ていた。
そんな宇佐見和夫だったが、彼は酒屋へ同行しようとする男が嫌いであった。
その男は利己的で狡猾で、そして酒癖が悪かった。
今でいう空気の読めない奴。さらに無礼者という評が加わる。
そんな水と油。いや油とマッチの二人が酒屋にて買い求めたのは、日本酒二本。それも沢の鶴
の一級酒。
仲間の家と酒屋とはそれほど遠くない距離だった。
どのような経緯だったのか、なにがきっかけだったのか。
同行男の言いがかりに口論となった彼は、立ち止まるやいなや「お前はこれ持って帰れっ!」
と両手に一本ずつ持っていた沢の鶴一級酒をブロック塀に叩きつけたのである。
嗚呼、夜空にこだまする二発の銃声よ!!
その後、宇佐見和夫は一人で酒屋へ引き返し、沢の鶴一級酒二本を再度購入、顰蹙男には
仲間からの鉄槌が下されたのは言うまでもない。
噂というのはたちまちのうちに町を走る。
「ウサミを怒らすな!」
あるいは「ウサミをブロック塀に近づけるな!」
その後しばらくの間、我々のオキテとなった。
くり返す。
「ウサミを怒らすな!」
宇佐見和夫。59歳。
この冬、60歳を迎える。
鮭 鮫 鱈 鯉
《開閉商事営業2課 じゅんぼう》
2012年11月24日土曜日
〇月〇日〇曜日 その3
ある夏の日の午後だった。ほとんど毎日のように通っていた、駅の近くのコーヒー専門店「B」
を出て、どうしようかと考えた。Gパンのポケットには千円札と硬貨が何枚かあった。「行って
みようか」千代田線下りに乗って、松戸駅で赤電に乗り換えた。馬橋、北小金、柏と駅が過ぎて
ゆく。田んぼの稲がみどりの葉を風で波立たせている。何度も何度も。ずっと見ていた。
T駅に着いた時は夕方近くだったが、まだ明るかった。しかし、T寺行きは最終バスになって
いた。このバスに乗って終点まで行かないといけない。電車に乗っている時も何度か雨が窓を
たたいたが、終点のT寺に行くまでの山道の途中でも、また、雨がぱらついた。
終点のT寺に着いた時は、午後の7時過ぎくらいだったと思う。停留所を降りて、バスが行って
しまうと、全くの暗闇になってしまった。「あかん!」さっき小雨が降ったから雲はまだ残って
いて、あげくに停留所もその近辺も灯りがない。本当に真っ暗。大体の方向と道はわかるが、
全然周りが見えない。バスに乗っている時は車内の明かり、停留所に着いた時もヘッドライトと
車内の明かりがあったから、気がつかなかった。星ひとつなく、当然月もない、街灯もない、生
まれてはじめての暗闇。おそるおそる足を出すが、足もとも見えない、足を出す自信がもてな
い。水溜りに足が入った。この方向でいいはずで、50メートルも行けば左手に鎮守の森があっ
て、そこから左に曲がって、あとは一本道。途中人家があって、街灯もあるはず。しかし、見えない。ちょっとまて、水溜りがあった。地面に顔を寄せて水溜りの方を見ると。見えた。水溜りの
水が光っている。全くの暗闇と思ったが、水溜りの表面がうすく光っているのを見て、気力が戻った。このままここにいられない。行くしかない。大体まだ夕方の7時半位、こんな時間におたお
たしていられるか。でも、見えへん。ゆっくりゆっくり進んで行った。30分か1時間かかかった
ような気がするくらいゆっくりと進んだ。鎮守の森の横まで来ると、その先は一面の田んぼで
かすかに水が光っている。左手を見ると、やはり100メートル位行ったところに、人家と街灯が
あった。街灯を目印に暗い道を歩いた。右手は田んぼ左手は小川のようなどぶになっていて、
道の真ん中を歩かないとどちらかに落ちるかもしれない。目指すはこの道を道なりに進んで
行った先の大きな煙突がある左側の家。
「おう、こんばんわ」ようやく目的の家について戸をあけると、「うん?どうした?」
「あそびにきた」「そうか、茶のむか?」で、足をのばして、一服。
Oさんは以前は東京のどこかに住んでいたのだが、家庭の事情で二人の子の内、下の子を
引き取って、O村の実家に住むようになったのだが。時々東京に出て来る用事があった時の
帰りに、途中下車して「B]でコーヒーを飲むようになった。「B]のマスターやその友人達と親しく
話すようになった頃、「焼き物をやろうと思う」と言って、笠間で修業を始め、朝7時前から夜
10時過ぎまでろくろを回した。
ある時、電話がかかって来て「おまえひまか?」「あ、うん、なにもしてないけど」
「窯作るんだけど手伝ってくれるか?」「分かった、じゃ今から行く」で、T駅で待ち合わせ
て、車で実家に行くと、益子の窯作りの親方と手伝いの人がいて、夕飯を食いながら顔を会わ
せ挨拶をすると胡散臭そうに睨まれた。う~ん、やっぱりなあ。で、めしが終わってOさんの
部屋へいった時、「Oさん、髪切ってくれるか?」「えっ?いいの?」「うん」背中まであった髪を
裁ちばさみで切ってもらった。翌朝、朝飯の時二人ともビックリしていたが何も言わなかった。
日曜日も休まないで、ピッタリ2週間働いた。仕事は竹三本で作った櫓から吊るした紐に網を
つけて、その網に砂を入れてひたすら濾す。その砂を使ってモルタルを作って、親方とかが
作業しやすい場所に持って行く、同じようにレンガを運ぶ。一日何も言わず黙々と働いた。ある
日、親方が10時半の休みの時に「誰か何か話すと思ったら、8時から何も言わねえなあ」と笑っ
ていた。どかんで煙突を作った時は腕の力の無さをつくづく感じた。山から杉の木を切って来て
櫓を組んでから、中にどかんを積んでいくのだけど。四人で一本ずつ柱を担当して、横木を
縛ってはそれに乗ってまたその上に横木を置いて縛ってというふうに上へ向かって行くんだけ
ど、自分の所だけどんどん下がっていく。結果櫓が傾いていって、縦の柱を追加するときには、
丸太が倒れそうになって、おもわず親方がその丸太を持ってくれたんだけど、落ちそうになって
しまった。「おう、ちょっと引っ張れ」って言うから、親方を引っ張ったら。「俺じゃない、丸太だ」
傾いた櫓だったけど、何とか煙突は立った。「じゃ、兄ちゃんも記念にレンガ積んで
みるか」と言われて、窯の火を入れるところのレンガを積ませてくれた。何とか積んでいると、
親方がやって来て「兄ちゃん、俺と窯作りやってみないか?」と言われた。「俺、長男だし。
ちょっと無理と思う」 がっかりさせてしまった。
表で子供の声が聞こえる。Oさんが何かと思って出て行った。「うさみ、来てごらん」
出て見ると、何か光がゆっくりと飛んできた。すぐ前の道路に行くまでの間も、そこここに光が
飛んでいる。道路に出て向かいの田んぼを見てみると、一面にゆらゆらと黄色い光が揺れて
いる。いくつ飛んでいるのかわからない。田んぼのずっと向こう、その先まで蛍が飛んでいる。
ずっと先まで。すぐ手をのばしたところにも、まるで星が一面に降りてきたみたいだ。
すちゃらかうーたろう
を出て、どうしようかと考えた。Gパンのポケットには千円札と硬貨が何枚かあった。「行って
みようか」千代田線下りに乗って、松戸駅で赤電に乗り換えた。馬橋、北小金、柏と駅が過ぎて
ゆく。田んぼの稲がみどりの葉を風で波立たせている。何度も何度も。ずっと見ていた。
T駅に着いた時は夕方近くだったが、まだ明るかった。しかし、T寺行きは最終バスになって
いた。このバスに乗って終点まで行かないといけない。電車に乗っている時も何度か雨が窓を
たたいたが、終点のT寺に行くまでの山道の途中でも、また、雨がぱらついた。
終点のT寺に着いた時は、午後の7時過ぎくらいだったと思う。停留所を降りて、バスが行って
しまうと、全くの暗闇になってしまった。「あかん!」さっき小雨が降ったから雲はまだ残って
いて、あげくに停留所もその近辺も灯りがない。本当に真っ暗。大体の方向と道はわかるが、
全然周りが見えない。バスに乗っている時は車内の明かり、停留所に着いた時もヘッドライトと
車内の明かりがあったから、気がつかなかった。星ひとつなく、当然月もない、街灯もない、生
まれてはじめての暗闇。おそるおそる足を出すが、足もとも見えない、足を出す自信がもてな
い。水溜りに足が入った。この方向でいいはずで、50メートルも行けば左手に鎮守の森があっ
て、そこから左に曲がって、あとは一本道。途中人家があって、街灯もあるはず。しかし、見えない。ちょっとまて、水溜りがあった。地面に顔を寄せて水溜りの方を見ると。見えた。水溜りの
水が光っている。全くの暗闇と思ったが、水溜りの表面がうすく光っているのを見て、気力が戻った。このままここにいられない。行くしかない。大体まだ夕方の7時半位、こんな時間におたお
たしていられるか。でも、見えへん。ゆっくりゆっくり進んで行った。30分か1時間かかかった
ような気がするくらいゆっくりと進んだ。鎮守の森の横まで来ると、その先は一面の田んぼで
かすかに水が光っている。左手を見ると、やはり100メートル位行ったところに、人家と街灯が
あった。街灯を目印に暗い道を歩いた。右手は田んぼ左手は小川のようなどぶになっていて、
道の真ん中を歩かないとどちらかに落ちるかもしれない。目指すはこの道を道なりに進んで
行った先の大きな煙突がある左側の家。
「おう、こんばんわ」ようやく目的の家について戸をあけると、「うん?どうした?」
「あそびにきた」「そうか、茶のむか?」で、足をのばして、一服。
Oさんは以前は東京のどこかに住んでいたのだが、家庭の事情で二人の子の内、下の子を
引き取って、O村の実家に住むようになったのだが。時々東京に出て来る用事があった時の
帰りに、途中下車して「B]でコーヒーを飲むようになった。「B]のマスターやその友人達と親しく
話すようになった頃、「焼き物をやろうと思う」と言って、笠間で修業を始め、朝7時前から夜
10時過ぎまでろくろを回した。
ある時、電話がかかって来て「おまえひまか?」「あ、うん、なにもしてないけど」
「窯作るんだけど手伝ってくれるか?」「分かった、じゃ今から行く」で、T駅で待ち合わせ
て、車で実家に行くと、益子の窯作りの親方と手伝いの人がいて、夕飯を食いながら顔を会わ
せ挨拶をすると胡散臭そうに睨まれた。う~ん、やっぱりなあ。で、めしが終わってOさんの
部屋へいった時、「Oさん、髪切ってくれるか?」「えっ?いいの?」「うん」背中まであった髪を
裁ちばさみで切ってもらった。翌朝、朝飯の時二人ともビックリしていたが何も言わなかった。
日曜日も休まないで、ピッタリ2週間働いた。仕事は竹三本で作った櫓から吊るした紐に網を
つけて、その網に砂を入れてひたすら濾す。その砂を使ってモルタルを作って、親方とかが
作業しやすい場所に持って行く、同じようにレンガを運ぶ。一日何も言わず黙々と働いた。ある
日、親方が10時半の休みの時に「誰か何か話すと思ったら、8時から何も言わねえなあ」と笑っ
ていた。どかんで煙突を作った時は腕の力の無さをつくづく感じた。山から杉の木を切って来て
櫓を組んでから、中にどかんを積んでいくのだけど。四人で一本ずつ柱を担当して、横木を
縛ってはそれに乗ってまたその上に横木を置いて縛ってというふうに上へ向かって行くんだけ
ど、自分の所だけどんどん下がっていく。結果櫓が傾いていって、縦の柱を追加するときには、
丸太が倒れそうになって、おもわず親方がその丸太を持ってくれたんだけど、落ちそうになって
しまった。「おう、ちょっと引っ張れ」って言うから、親方を引っ張ったら。「俺じゃない、丸太だ」
傾いた櫓だったけど、何とか煙突は立った。「じゃ、兄ちゃんも記念にレンガ積んで
みるか」と言われて、窯の火を入れるところのレンガを積ませてくれた。何とか積んでいると、
親方がやって来て「兄ちゃん、俺と窯作りやってみないか?」と言われた。「俺、長男だし。
ちょっと無理と思う」 がっかりさせてしまった。
表で子供の声が聞こえる。Oさんが何かと思って出て行った。「うさみ、来てごらん」
出て見ると、何か光がゆっくりと飛んできた。すぐ前の道路に行くまでの間も、そこここに光が
飛んでいる。道路に出て向かいの田んぼを見てみると、一面にゆらゆらと黄色い光が揺れて
いる。いくつ飛んでいるのかわからない。田んぼのずっと向こう、その先まで蛍が飛んでいる。
ずっと先まで。すぐ手をのばしたところにも、まるで星が一面に降りてきたみたいだ。
すちゃらかうーたろう
2012年11月16日金曜日
俺たちに明日も反省はない
10.21国際反省デーのすちゃらかLIVEは、賑やかに始まりワイワイと終わった。
その様子はJUNちゃんが詳しく報告してくれた。
が・・・・実は・・その後がある。
すちゃらかメンバーもみんな帰った後のことさ。
近所のお客さんたちと、終電逃したお客さんで、
深夜エンエンと盛り上がって飲んでいた。
何のハズミだったか、まったく覚えてないんだけど、
始発待ちのAKBぅに、髪の毛をもてあそばれてしまった。
男の命である髪の毛を、三つ編みされたり、ツインテールにされたり・・。
そのアリサマを花屋のYKちゃんに写真に撮られてしまっていた訳さ。
後日、その写真をアビ太が知るとろころとなり、密かに入手されて、直後、
世界中にバラまかれてしまった。オヤオヤ、ナントモハヤ。
髪の毛で遊ばれ、写真バラまきでも遊ばれてしまったオイラ。
しかし、こんなアホなことになって、世間にさらされ笑いものになっても、
反省も、後悔もしない。
西荻のジョニーウィンターことべんちゃんも云っている、
「反省はしないけど、学習はする」。その通り。パチパチ。
それよっか、こんなオイラたちに、「反省しろ」と昔から云い続けたオマエら、
今度はオマエらが反省する番だぜ。
オマエらが総体で云い続けた、「正しい道」、「キタイされる人間」は、
結局、イエスマンばかり増やし、そいつらがウソばかりついて、
あげく、メルトダウンじゃんか。
あまりにも笑えないから、もっとアホやるよ。
しかしオマエらって、ホント反省もしないし、学習もしねーな。
笑いもののオイラ以下の、笑えんヤツラだぜ。
さて、先日4枚目の貼り紙しました。
「2012の、お!な姫たち③」
・Suara-The Best タイアップコレクション
・結香-予感
・多和田えみ-Sing You
・プリシラ・アーン-Natural Colors
・くすぐる-くすぐるのアルバム
・八代亜紀-夜のアルバム
・安富祖貴子-マイ・ブルース
・キミイロセツナソング-虹色の街
八代亜紀ー夜のアルバム
さて、来る12月2日は、我らがうーちゃんの、
「第一回カンレキパーティ」が、のみ亭で開催されます。
すちゃらかや、友人たちの演奏もありますが、
会場の席数の都合で、うーちゃんの招待者のみとなります。
「アラ、残念、すちゃらか聴きたかったのにぃ♥」というステキなアナタたち。
来年、1月8日、吉祥寺の MANDARA-2 に出演が決まりました。
詳しくは、後日、貼り紙、ブログなどでコクチいたしますので、
みなさん、活眼で待っててネ。
開閉商事営業3課 やっちゃん㋳
その様子はJUNちゃんが詳しく報告してくれた。
が・・・・実は・・その後がある。
すちゃらかメンバーもみんな帰った後のことさ。
近所のお客さんたちと、終電逃したお客さんで、
深夜エンエンと盛り上がって飲んでいた。
何のハズミだったか、まったく覚えてないんだけど、
始発待ちのAKBぅに、髪の毛をもてあそばれてしまった。
男の命である髪の毛を、三つ編みされたり、ツインテールにされたり・・。
そのアリサマを花屋のYKちゃんに写真に撮られてしまっていた訳さ。
後日、その写真をアビ太が知るとろころとなり、密かに入手されて、直後、
世界中にバラまかれてしまった。オヤオヤ、ナントモハヤ。
髪の毛で遊ばれ、写真バラまきでも遊ばれてしまったオイラ。
photo YKchan |
しかし、こんなアホなことになって、世間にさらされ笑いものになっても、
反省も、後悔もしない。
西荻のジョニーウィンターことべんちゃんも云っている、
「反省はしないけど、学習はする」。その通り。パチパチ。
それよっか、こんなオイラたちに、「反省しろ」と昔から云い続けたオマエら、
今度はオマエらが反省する番だぜ。
オマエらが総体で云い続けた、「正しい道」、「キタイされる人間」は、
結局、イエスマンばかり増やし、そいつらがウソばかりついて、
あげく、メルトダウンじゃんか。
あまりにも笑えないから、もっとアホやるよ。
しかしオマエらって、ホント反省もしないし、学習もしねーな。
笑いもののオイラ以下の、笑えんヤツラだぜ。
さて、先日4枚目の貼り紙しました。
「2012の、お!な姫たち③」
・Suara-The Best タイアップコレクション
・結香-予感
・多和田えみ-Sing You
・プリシラ・アーン-Natural Colors
・くすぐる-くすぐるのアルバム
・八代亜紀-夜のアルバム
・安富祖貴子-マイ・ブルース
・キミイロセツナソング-虹色の街
八代亜紀ー夜のアルバム
さて、来る12月2日は、我らがうーちゃんの、
「第一回カンレキパーティ」が、のみ亭で開催されます。
すちゃらかや、友人たちの演奏もありますが、
会場の席数の都合で、うーちゃんの招待者のみとなります。
「アラ、残念、すちゃらか聴きたかったのにぃ♥」というステキなアナタたち。
来年、1月8日、吉祥寺の MANDARA-2 に出演が決まりました。
詳しくは、後日、貼り紙、ブログなどでコクチいたしますので、
みなさん、活眼で待っててネ。
開閉商事営業3課 やっちゃん㋳
2012年11月6日火曜日
◎スチャラカで始まり矢沢永吉で終わった僕の夏
総務部あび太
観測史上、最高を記録した暑かったこの夏。僕らは、寄る年波、薄い財布、こじれた女性関係
など様々な弱点を抱えて、関西ツアーに出かけた。再会した友人達、見に来てくれたお客さん、
お世話になった人びと、そして沢山呑んだアルコール類。薄くなった髪、弱くなった記憶力。
でも、楽しかったあれやこれ、心に染み込んでます。
9月1日、横浜アリーナ。矢沢永吉ライブ。7万人を前に、えーちゃんも叫んでいました。
「みんなありがとう」「最高だぜ」僕もみんなに同じ言葉を送ります。
東名を降りて、環八を曲がった五日市街道。他に車も無く街灯だけが路面を淡く照らす。
もうすぐのみ亭に到着というその時、ラジオから怒髪天の「あの夏のバラード」が流れてきた。
ビールを飲み干して、拳を突き上げて
肩を組歌ったな、初めてあったのに
日焼けの後消えても、心に焼きついてる
あの歌この胸に、今も響いてる
フロント硝子に映画のエンドロールのように、いろんな人の名前と顔が上がってくる。
そして最後に「続く」の文字が。
観測史上、最高を記録した暑かったこの夏。僕らは、寄る年波、薄い財布、こじれた女性関係
など様々な弱点を抱えて、関西ツアーに出かけた。再会した友人達、見に来てくれたお客さん、
お世話になった人びと、そして沢山呑んだアルコール類。薄くなった髪、弱くなった記憶力。
でも、楽しかったあれやこれ、心に染み込んでます。
9月1日、横浜アリーナ。矢沢永吉ライブ。7万人を前に、えーちゃんも叫んでいました。
「みんなありがとう」「最高だぜ」僕もみんなに同じ言葉を送ります。
東名を降りて、環八を曲がった五日市街道。他に車も無く街灯だけが路面を淡く照らす。
もうすぐのみ亭に到着というその時、ラジオから怒髪天の「あの夏のバラード」が流れてきた。
ビールを飲み干して、拳を突き上げて
肩を組歌ったな、初めてあったのに
日焼けの後消えても、心に焼きついてる
あの歌この胸に、今も響いてる
フロント硝子に映画のエンドロールのように、いろんな人の名前と顔が上がってくる。
そして最後に「続く」の文字が。
のみ亭でくつろぐあび太
◎馬鹿はチャリでやって来る。
阿鼻子の給湯室便り その2
うーん気持ち悪い。夕べ、西荻夜の社交場「のみ亭」でしこたま呑んだチョ八海山の二日酔い
だゎ。てか、まだ酔ってるし。「さぶい、さぶい。みんな東電のせいだわ」とお布団の中でブツブ
ツ。おっと今日は高円寺古本祭でスチャラカの路上ライブの日よ。髭も剃らずメイクもそこそこ
で、ウコンぶちこんで総武線に飛び乗ったのよ。が、いきなり陣痛が来たわ。荻窪で下りて危機
一髪回避よ。ふー。落ち着こうと買った缶コーヒー。「冷たーい」って嬉しそうに書いてあるじゃな
い。嫌だわぁ。
高円寺に着いて気が付いたわ。あたいはこの町を堂々と歩けないのよ。まぁ西荻でも同じだ
けど。人混みの中を弱ったゴキブリのごとく、こそこそチョロチョロ。やっと庚申会館に到着よ。
あら、あの素敵な声とたなびく銀髪は、深夜の貴公子Benちゃんじゃない!!昼間もばっちり
よ。
道路の反対側には、スチャラカのみんなが缶ビール片手にニコニコ佇んでるわぁ。
先日の「10,21国際反省デーライブ」からまだ一週間よ。反省も無くその上元気ね。
あたいは、うん十年前のあの夜の催涙ガスの刺激を思い出したのに。今は自分の酒臭い息に
目眩がするわ。
特にMCも無くスルッとスチャラカ路上ライブ開始よ。ジュンちゃんの声が曇り空の下、高円寺
の路地裏に響きわたるのよ。楽しそうな歌声とメロディーに道行くちびっこも散歩中のワンコも
嬉しそうにに踊ってる。調子いいわ。
photo Abi
photo Mario
photo Abi
photo Mario
そこへワンカップ片手に自転車に乗った、おっちゃんが登場。「兄ちゃん声がデカイな」
「俺も気持ち良くなっちったょ…」あたいは、大昔パパと見に行った映画「馬鹿がタンクでやって
来る」を思い出したわ。下町じゃありふれてるけど杉並区では珍しいわ。さすがに高円寺ね。
おっ、パジャマ姿の銭湯帰りの兄ちゃんがにこりともせず横切ってるわ。おっちゃんの「おいら
貧乏だから金取ってくるからよー」の声を背にライブ終了。外で聞くスチャラカもとっても良かっ
たわ。来年は、釜の夏祭りか、フジロックでね。あたいも我慢できずワンカップ煽ってるわぁ。
三日酔いの始まりょ。
続けて向かうは、アホ友の葉子ちゃんの会場よ。みんなでテクテク移動ね。やっちゃんは、
酔っぱらかったあたい達を待ち受ける為に一足先にお店へ。それにしても今日は楽器持った
おっさんが沢山いるわ。みんな赤い顔して嬉しそう。いつものヘビメタ兄ちゃんパンク少年の
影が薄いわ。会場はテラスの有る「のら犬カフェ」あたい達にお似合いね。秘密だけど、ここは
ママが素敵なのであたいは、こっそり来てるのよ。ウフ。不安そうに座っていた葉子ちゃん。
あたい達を見つけると満面の笑みょ。ジュンちゃんからのお祝いの一杯で元気ハツラツ。
のっけからジャニスだ!葉子だ!ファンキーだ!可愛いぃゎぁ!
初めて葉子ちゃんを見るYKちゃんも「素敵ですね」って、アリーナ席に移ったわ。
photo Mario
良かった!良かった!短いライブの後は、得意の中身の無い反省会よ。
友ダチンコの焼き鳥屋行ったら、おっさんミュージシャンで満員だゎ。雨の中、他の店で打ち上
げ。「カンパイ」「お疲れ」今年の反省?来年の抱負。あの娘のあんなこと、こんなこと…酔いが
回ってあたい達は、のみ亭へ。ジュンちゃんはもう一人のアホ友、岡大介のライブへ。
おっさん不死身わぁ。あーん、楽しかった。
うーん気持ち悪い。夕べ、西荻夜の社交場「のみ亭」でしこたま呑んだチョ八海山の二日酔い
だゎ。てか、まだ酔ってるし。「さぶい、さぶい。みんな東電のせいだわ」とお布団の中でブツブ
ツ。おっと今日は高円寺古本祭でスチャラカの路上ライブの日よ。髭も剃らずメイクもそこそこ
で、ウコンぶちこんで総武線に飛び乗ったのよ。が、いきなり陣痛が来たわ。荻窪で下りて危機
一髪回避よ。ふー。落ち着こうと買った缶コーヒー。「冷たーい」って嬉しそうに書いてあるじゃな
い。嫌だわぁ。
photo Abi
高円寺に着いて気が付いたわ。あたいはこの町を堂々と歩けないのよ。まぁ西荻でも同じだ
けど。人混みの中を弱ったゴキブリのごとく、こそこそチョロチョロ。やっと庚申会館に到着よ。
あら、あの素敵な声とたなびく銀髪は、深夜の貴公子Benちゃんじゃない!!昼間もばっちり
よ。
photo Abi
道路の反対側には、スチャラカのみんなが缶ビール片手にニコニコ佇んでるわぁ。
先日の「10,21国際反省デーライブ」からまだ一週間よ。反省も無くその上元気ね。
あたいは、うん十年前のあの夜の催涙ガスの刺激を思い出したのに。今は自分の酒臭い息に
目眩がするわ。
特にMCも無くスルッとスチャラカ路上ライブ開始よ。ジュンちゃんの声が曇り空の下、高円寺
の路地裏に響きわたるのよ。楽しそうな歌声とメロディーに道行くちびっこも散歩中のワンコも
嬉しそうにに踊ってる。調子いいわ。
photo Abi
photo Mario
photo Abi
photo Mario
そこへワンカップ片手に自転車に乗った、おっちゃんが登場。「兄ちゃん声がデカイな」
「俺も気持ち良くなっちったょ…」あたいは、大昔パパと見に行った映画「馬鹿がタンクでやって
来る」を思い出したわ。下町じゃありふれてるけど杉並区では珍しいわ。さすがに高円寺ね。
おっ、パジャマ姿の銭湯帰りの兄ちゃんがにこりともせず横切ってるわ。おっちゃんの「おいら
貧乏だから金取ってくるからよー」の声を背にライブ終了。外で聞くスチャラカもとっても良かっ
たわ。来年は、釜の夏祭りか、フジロックでね。あたいも我慢できずワンカップ煽ってるわぁ。
三日酔いの始まりょ。
続けて向かうは、アホ友の葉子ちゃんの会場よ。みんなでテクテク移動ね。やっちゃんは、
酔っぱらかったあたい達を待ち受ける為に一足先にお店へ。それにしても今日は楽器持った
おっさんが沢山いるわ。みんな赤い顔して嬉しそう。いつものヘビメタ兄ちゃんパンク少年の
影が薄いわ。会場はテラスの有る「のら犬カフェ」あたい達にお似合いね。秘密だけど、ここは
ママが素敵なのであたいは、こっそり来てるのよ。ウフ。不安そうに座っていた葉子ちゃん。
あたい達を見つけると満面の笑みょ。ジュンちゃんからのお祝いの一杯で元気ハツラツ。
のっけからジャニスだ!葉子だ!ファンキーだ!可愛いぃゎぁ!
初めて葉子ちゃんを見るYKちゃんも「素敵ですね」って、アリーナ席に移ったわ。
photo Abi
photo Mario
良かった!良かった!短いライブの後は、得意の中身の無い反省会よ。
友ダチンコの焼き鳥屋行ったら、おっさんミュージシャンで満員だゎ。雨の中、他の店で打ち上
げ。「カンパイ」「お疲れ」今年の反省?来年の抱負。あの娘のあんなこと、こんなこと…酔いが
回ってあたい達は、のみ亭へ。ジュンちゃんはもう一人のアホ友、岡大介のライブへ。
おっさん不死身わぁ。あーん、楽しかった。
2012年10月22日月曜日
ライブよ今夜もありがとう
てなてな訳で、大松庵での「打ち合わせ~ソバヤ♪ソバヤ♪天国」を終えて、のみ亭に戻ると
7時30分。すでにライブ開始の時間。反省しない反省ディーだけど、スマンすまんで始まる
前からバタバタする。
扉を開けるとすぐ右手にありさんと照美ちゃん。映像班スタンバイOKですネ。そして、一番乗
りの鴨ちゃん。黒いドレスでシックにキメた由美ちゃん。ケーキの差し入れで女子はニコニコ
梅ちゃん。審査委員長みたいな貫禄で青ちゃん。高円寺も盛り上がろうネ。兜ちゃん&エミ
リア。片平さん。いつも来てくれるネ。ありがとう。おっ!あきヴー。関西ツァーの節はまる子屋
情報ありがとう。お礼遅くなった。花屋のゆかちゃん。すちゃらかライブデビューだね。
あんど、いつものみ亭ライブで来てくれる人、名前知らないけど・・・、そんな人たちでいっぱい
になっていた。
(あと、演奏始まってから遅れて入店したぴかとむえちゃん。ついでにありがとう。ヒヒヒ♪)
「みんなそんなにヒマなの?」
「なになに? 忙しいのにわざわざ来てやった?」
「そりゃどうもどうも・・・。たっぷり楽しんでって。いい酒飲んでって。」
今回のポジショニングは、客席から見て左前方にくーちゃん。右前方に葉子ちゃんのツートッ
プ。残りの3オヤジは奥の方でジャンジャカペラペラブーンブンとニヤニヤ。
あれぇ・・・、こんな構図どっかで見たなぁ・・・と思ってたら、そうそう、市場で買い物を
すると店先でおねぇちゃんがテキパキと働いて、オヤジ(男ども)が奥で、新聞読んでたり酒
飲んでたり将棋指してたりってのによく似てる。
「えへへ~、商売繁盛!」「やっちゃんはバンジョー!」・・・と。
んでは、1曲目「ANY OLD TIME」です。
昔々40年くらい前、マリア姐さんの『OLD TIME LADY』というLPレコードで
この唄を聴いた時、なんてシャレてて、色っぽくて、ノスタルジックで、気持ちいい唄なんだ
ろうと思った。何度も何度も聴いて、遥かな時代と遥かな土地を想いうかべていた。
・・・そんなマイ メモリアル・ソングを今、歌えることの幸せ。
時の流れとはありがたいもんです。
「コラコラ、他にも感謝する人がいるだろう!」
「はいはい、お客さんもありがとうネ」
すちゃらか版では色っぽさは抜き。そのかわりノスタルジーを増量しときました。はい。
続いて「メリーの手紙」
♪あいつはあいつは可愛い年上の男の子~♪
ヤスコ・ヨーコ・クーコのサンディーズが唯一無比のコーラスで、メロディーをシェイクして
いく。んー、いいペースのすべり出し。ちょっとハシリ気味だけど・・・。
3曲目は「ドクタージョーンズ」
葉子ちゃんのクラリネットをメインに、これまたスイスイーとスイング。
4曲目「港の酒場の物語」
くーちゃんのイントロが昭和30年代の港町に連れて行ってくれる。
アコーも霧笛も俺を呼んでるゼ。笹森礼子に会いたいゼ。
そして「MISS THE MISSISSIPPI AND YOU」
この唄もあこがれの・・・そして大切な一曲。
アーロ兄さんやエミル―姐さんのレコードをため息ついて、聴いてたもんだった。うまい酒を
飲んだみたいに、すーっと染み込んでいく唄だ。
そして、今みんなと歌っているだけで幸せになれる・・・。私の幸せなんて、他愛のないちっ
ちゃなモンです。
さぁ、前半もあともうちょっと。お客さんはどんどん盛り上がってきているけど、こっちの
オヤジたちは早くも黄色ランプが点滅、体内電池と麦汁性点滴を補充しなくては・・・。
「人のいない祭り」は、無国籍あんど歌謡曲チックにダンシングなナンバー。
あのサイケデリックなベンちゃんが気に入ってくれたんだから、イッツ オール ライトなのさ。
やっちゃんのひらめきで差し込んだ間奏のキーハンター/非情のライセンスが、妙にピッタシ
なんで思わずウフフ笑い。ン~ラムール。ラモール。おっ!野際陽子! お前も酔う酔う作戦
構成員だったか!
前半の最後は「陽出国まで」
間奏の16小節ソロリレー、丘から平原そして峠へと三騎が疾走していく。
遥か空の下へ駆け終え、拍手をいただき休憩へ。
photo Yumirin
トイレにいく人、おかわりをする人。
カウンターの中では今宵の大将アビの教育。「流れを読んで、注文するように!」
充足のインターバルです。
一息入れての後半戦。
「ビァ樽ワルツ」から「ハーバーナイト」。
いいカンジだ。オレも含めて、この場所とこの時間を5人で楽しんでる。
楽しめている。・・・言い方間違っているかナ。
そしてお客さんも笑顔で手拍子。みんないい顔だ。・・・言い方マチガッテてもいいヤ。
さて、そろそろもうひと盛り上がりだ。
やっちゃんの歌で「ずっとこのまま」「おぉシャンゼリゼ」
最近、歌いっぷりが上がってきたやっちゃん。所どころで聴かせワザをくり出す。
続いてくーちゃんのソロ。「LA TUNA」。いいではないか、久美子・姫ネス。途中から
葉子ちゃんが絶妙のフレーズでからんでいく。
葉子ちゃんとやっちゃんで「ワルツィング マチルダ」
きれいなメロディーとしみじみ素直な言葉。
元気をくれる唄です。
葉子ちゃんのソロ。「COUNTRY ROAD」
葉子ちゃんが歌いだすと今度はくーちゃんが併走。
そういゃ・・・小学校の頃、仲良し女子ってトイレも給食も昼休みも連れだってはしゃいでた
なぁ・・・。
そんな感じで二人でキャーキャーやっている。
おぉ!みんな楽しめ!楽しめ!
では、今宵のライブもいよいよ最終の直線コースへ突入。
「HONKY TONK SALOON (Here We Go)」
酒場で歌うととてもいい気分で盛り上がります。とかいって、ケーキ屋でも歌ちゃってました。
梅ちゃん新店にも呼んでネ。
締めは「サイフはからっぽ」
今夜のオイラは不思議さ! あんどゴキゲンさ!!
たっぷりとあったかい拍手をいただいて、んではアンコール。
用意したのは、私の永遠のアイドル。CCRの「PROUD MARY」。
うーちゃんのベースがROLLIN’してる。
葉子ちゃんのサックスがWAVEしていく。
いけいけ! 夜をぶっ飛ばせ! すべてを吐き出しちゃぇ!!
ROLLIN’ ROLLIN’ ROLLIN’ ON THE RIVER~
5人が熱いかたまりになって、ゴールへ雪崩れ込む。
ステージみたいな客席と客席みたいなステージ。歌って、野次って、あきれるほど楽しんで、
『食う 呑む 酔う酔う作戦』は、ドッカ~ンと終了したのであった。
photo Yumirin
さぁ 来週は高円寺だ!
唄だ! まつりだ! 酒だ! 踊りだ!
てぇやんでぇ すっとこどっこい!
・・・オヤジ3人。歳とってるヒマないっす・・・
《開閉商事営業2課 じゅんぼう》
PS:10月28日(日)高円寺 あづま通り 林産婦人科前で15時から40分位のライブです。
みんな帰ったあともライブの余韻は続きました。
photo Aochan
7時30分。すでにライブ開始の時間。反省しない反省ディーだけど、スマンすまんで始まる
前からバタバタする。
扉を開けるとすぐ右手にありさんと照美ちゃん。映像班スタンバイOKですネ。そして、一番乗
りの鴨ちゃん。黒いドレスでシックにキメた由美ちゃん。ケーキの差し入れで女子はニコニコ
梅ちゃん。審査委員長みたいな貫禄で青ちゃん。高円寺も盛り上がろうネ。兜ちゃん&エミ
リア。片平さん。いつも来てくれるネ。ありがとう。おっ!あきヴー。関西ツァーの節はまる子屋
情報ありがとう。お礼遅くなった。花屋のゆかちゃん。すちゃらかライブデビューだね。
あんど、いつものみ亭ライブで来てくれる人、名前知らないけど・・・、そんな人たちでいっぱい
になっていた。
(あと、演奏始まってから遅れて入店したぴかとむえちゃん。ついでにありがとう。ヒヒヒ♪)
「みんなそんなにヒマなの?」
「なになに? 忙しいのにわざわざ来てやった?」
「そりゃどうもどうも・・・。たっぷり楽しんでって。いい酒飲んでって。」
今回のポジショニングは、客席から見て左前方にくーちゃん。右前方に葉子ちゃんのツートッ
プ。残りの3オヤジは奥の方でジャンジャカペラペラブーンブンとニヤニヤ。
あれぇ・・・、こんな構図どっかで見たなぁ・・・と思ってたら、そうそう、市場で買い物を
すると店先でおねぇちゃんがテキパキと働いて、オヤジ(男ども)が奥で、新聞読んでたり酒
飲んでたり将棋指してたりってのによく似てる。
「えへへ~、商売繁盛!」「やっちゃんはバンジョー!」・・・と。
んでは、1曲目「ANY OLD TIME」です。
昔々40年くらい前、マリア姐さんの『OLD TIME LADY』というLPレコードで
この唄を聴いた時、なんてシャレてて、色っぽくて、ノスタルジックで、気持ちいい唄なんだ
ろうと思った。何度も何度も聴いて、遥かな時代と遥かな土地を想いうかべていた。
・・・そんなマイ メモリアル・ソングを今、歌えることの幸せ。
時の流れとはありがたいもんです。
「コラコラ、他にも感謝する人がいるだろう!」
「はいはい、お客さんもありがとうネ」
すちゃらか版では色っぽさは抜き。そのかわりノスタルジーを増量しときました。はい。
続いて「メリーの手紙」
♪あいつはあいつは可愛い年上の男の子~♪
ヤスコ・ヨーコ・クーコのサンディーズが唯一無比のコーラスで、メロディーをシェイクして
いく。んー、いいペースのすべり出し。ちょっとハシリ気味だけど・・・。
3曲目は「ドクタージョーンズ」
葉子ちゃんのクラリネットをメインに、これまたスイスイーとスイング。
4曲目「港の酒場の物語」
くーちゃんのイントロが昭和30年代の港町に連れて行ってくれる。
アコーも霧笛も俺を呼んでるゼ。笹森礼子に会いたいゼ。
そして「MISS THE MISSISSIPPI AND YOU」
この唄もあこがれの・・・そして大切な一曲。
アーロ兄さんやエミル―姐さんのレコードをため息ついて、聴いてたもんだった。うまい酒を
飲んだみたいに、すーっと染み込んでいく唄だ。
そして、今みんなと歌っているだけで幸せになれる・・・。私の幸せなんて、他愛のないちっ
ちゃなモンです。
さぁ、前半もあともうちょっと。お客さんはどんどん盛り上がってきているけど、こっちの
オヤジたちは早くも黄色ランプが点滅、体内電池と麦汁性点滴を補充しなくては・・・。
「人のいない祭り」は、無国籍あんど歌謡曲チックにダンシングなナンバー。
あのサイケデリックなベンちゃんが気に入ってくれたんだから、イッツ オール ライトなのさ。
やっちゃんのひらめきで差し込んだ間奏のキーハンター/非情のライセンスが、妙にピッタシ
なんで思わずウフフ笑い。ン~ラムール。ラモール。おっ!野際陽子! お前も酔う酔う作戦
構成員だったか!
前半の最後は「陽出国まで」
間奏の16小節ソロリレー、丘から平原そして峠へと三騎が疾走していく。
遥か空の下へ駆け終え、拍手をいただき休憩へ。
photo Yumirin
トイレにいく人、おかわりをする人。
カウンターの中では今宵の大将アビの教育。「流れを読んで、注文するように!」
充足のインターバルです。
一息入れての後半戦。
「ビァ樽ワルツ」から「ハーバーナイト」。
いいカンジだ。オレも含めて、この場所とこの時間を5人で楽しんでる。
楽しめている。・・・言い方間違っているかナ。
そしてお客さんも笑顔で手拍子。みんないい顔だ。・・・言い方マチガッテてもいいヤ。
さて、そろそろもうひと盛り上がりだ。
やっちゃんの歌で「ずっとこのまま」「おぉシャンゼリゼ」
最近、歌いっぷりが上がってきたやっちゃん。所どころで聴かせワザをくり出す。
続いてくーちゃんのソロ。「LA TUNA」。いいではないか、久美子・姫ネス。途中から
葉子ちゃんが絶妙のフレーズでからんでいく。
葉子ちゃんとやっちゃんで「ワルツィング マチルダ」
きれいなメロディーとしみじみ素直な言葉。
元気をくれる唄です。
葉子ちゃんのソロ。「COUNTRY ROAD」
葉子ちゃんが歌いだすと今度はくーちゃんが併走。
そういゃ・・・小学校の頃、仲良し女子ってトイレも給食も昼休みも連れだってはしゃいでた
なぁ・・・。
そんな感じで二人でキャーキャーやっている。
おぉ!みんな楽しめ!楽しめ!
では、今宵のライブもいよいよ最終の直線コースへ突入。
「HONKY TONK SALOON (Here We Go)」
酒場で歌うととてもいい気分で盛り上がります。とかいって、ケーキ屋でも歌ちゃってました。
梅ちゃん新店にも呼んでネ。
締めは「サイフはからっぽ」
今夜のオイラは不思議さ! あんどゴキゲンさ!!
たっぷりとあったかい拍手をいただいて、んではアンコール。
用意したのは、私の永遠のアイドル。CCRの「PROUD MARY」。
うーちゃんのベースがROLLIN’してる。
葉子ちゃんのサックスがWAVEしていく。
いけいけ! 夜をぶっ飛ばせ! すべてを吐き出しちゃぇ!!
ROLLIN’ ROLLIN’ ROLLIN’ ON THE RIVER~
5人が熱いかたまりになって、ゴールへ雪崩れ込む。
ステージみたいな客席と客席みたいなステージ。歌って、野次って、あきれるほど楽しんで、
『食う 呑む 酔う酔う作戦』は、ドッカ~ンと終了したのであった。
photo Yumirin
さぁ 来週は高円寺だ!
唄だ! まつりだ! 酒だ! 踊りだ!
てぇやんでぇ すっとこどっこい!
・・・オヤジ3人。歳とってるヒマないっす・・・
《開閉商事営業2課 じゅんぼう》
PS:10月28日(日)高円寺 あづま通り 林産婦人科前で15時から40分位のライブです。
みんな帰ったあともライブの余韻は続きました。
photo Aochan
2012年10月19日金曜日
〇月〇日〇曜日 その2
近所の飲み屋さんで飲んでいた時に、何かの拍子にそこのおかみが、「そういえば近頃セー
ラー服の女子高生見かけませんね。三本線のセーラー服かわいいのに」「うちの高校はそれ
だったんだけど、2~3年前に自分の高校が今どうなっているか、HPで見てみたら、丁度生徒
総会で、セーラー服と詰襟だった制服をブレザーに変更したっていうのが出ていて、がっかり
しちゃったよ」
4年前の夏にわが母校を見せてやると、カミさん連れて浅草橋から都営線に乗り、押上で
降りた。通路が広くて立派になっているのにビックリして、どっちへいいかわからなかったが
、すぐに見当をつけて階段を上ると、そばにいた人が上を見上げている。何かと思って見上げ
ると、スカイツリーがあった。二人ともビックリ仰天。「えっえっ~」って、言ったきり絶句。
ビックリしたなもうってな調子。で、歩きだすと、道がちょっと変、広くなったのかな?家が
こぎれい。こっちのはずと行ってみると、ありました。三角形の敷地そのまま。しかし、校舎
の位置がまったく反対側になっている。ぐるりと一周すると、あれれ、森鴎外の旧居跡がある。
知らんかった、毎日音楽室から見ていたところだ。そして、実はお目当てがあって、その先の
曳舟川通りを曲がったところのパン屋さん。ありましたがなパン屋さんが。
出かける前に、カミさんにとうとうと説明、そこのカレーパンは、今のカレーパンみたいに
パンが厚くなくて、中のカレーは玉ねぎ人参ジャガイモが大きめで、昔の家で食べたカレーが
そのまま入っている感じ。はじを持ってつまみあげると、パン生地の薄いところがカレーの重
みで破れて、中のカレーが出てくるほど。朝と昼に揚げたてが出来る。朝はほとんどの学生、
女子でも必ず2個買う。ひとつは学校についたらすぐに食べて、ふたつとも食べてしまったら、
昼に買いに行く。たまらん。パン屋に入る前に看板を見てみると、イヤ名前が違う。昔は「本
所製パン」目の前の看板はなんかカタカナになっている。しかし、場所は同じ、入ってみると
カレーパンがあったがちょっと違う、とりあえずひとつ買って食べてみると、そりゃあ見た目
が違けりゃ中身も違う。ガッカリ.....。40年以上前のカレーパンを求める私がアホなのか?
と、思いつつ業平橋で東武線に乗って浅草へ。浅草にこみ横町でじゅんちゃんとやっちゃんが
待っていた。カレーパンの話しをすると、じゅんちゃん曰く、「オレも車で通る度に昔を思い
出して買っちゃうんだけど、やっぱりちがう」そうか、何度もたべていたのか。そうこうす
るうち時間になったので、皆で岡くんの第一回木馬亭興業へ向かったのでした。
「じゃ、阿佐ヶ谷3時でどう?」「えっ~!3時から飲むの?」「ちゃうちゃう、3時阿佐ヶ
谷だから、浅草4時位じゃない」と、やっちゃんと決めて、今年も岡くんの木馬亭ライブに行
く事に。今回はにこみ横町ではなくて、岡くんお勧めの「ニュー浅草」本店、神田すずらん通
りのニュー浅草は大昔よく入ったが、浅草本店はあるようなないような、一度はあったかと思
うけど憶えてないなら、なかったか。その店の先で化け物屋敷が小屋掛けしていたのは、台東
産業会館に展示会場作りに行ってたころみた事があった。丁度4時に着いて「お二階へどうぞ」
の声に送られて二階へ。周りはと言えばほとんどじいさん、大きな声でしゃべって本当に下町の
じじいは元気元気。「じゃあ、まずは生にしようか?」と、やっちゃん。わしに異存はない。
あてに煮込みと黒板からもどりがつおの刺身を選んで、それとわしの好きなハムカツ。なんと
3枚で280円なり。ビールを飲み終えてチューハイ3杯飲んで5時20分位。もう一杯いこかと言う
事で、お代わりをもらいあじのたたきも注文。ひえ~。良いほろ酔い。〆て4270円也。
店を出てやっちゃんが「ビールでも買って行く?」う~んと見渡せばコンビニも酒屋も見当た
らず。やっちゃんが馬道通りの方へ動き出した。角を左へ見るとなんと「カクヤス」思わず「
やっちゃん、いい鼻してるねえ」
岡くん今回は4回目の木馬亭興業。なんと入り口で貰ったチラシの中に、2013年来年の木馬
亭のチラシも入っていた。さすが気が若い、ではなく気が早い。今回はシンプルな構成で出演
は3人。唄三味線太鼓の土取利行さんとベースの山脇正治さん。最初に岡くんが一人で唄い、
次にベースの山脇さんが加わって、その後は土取りさんが唖蝉坊と知道さんの話と演歌の歴史
などを話し、最後に土取りさんが太鼓を叩いて3人で演奏して終了。唖蝉坊の唄にベースを合
わせるのは大変だと思ったけど、山脇さんのベースはなかなか味があってよかった。土取さん
の話も面白く唄は時間の関係で2曲しか唄えなかったが、もっと話も唄聞きたくなるような舞
台だった。太鼓が、と言ってもドラムセットにカンとコンと言う音が出るのをたして、基本はス
ネアで、丁度良いタイミングでカンとかコンとかいう音が入って、そのタイミングが本当に絶妙、
曲を良くご存じなのだなあと感心しました。とても面白くて楽しかった。最初に唄った
「むらさきぶし」は特によかった。
演奏が終わって、携帯の電源を入れると不在着信アリ。何かと思ってかけ直すと、まりちゃ
んが「もうすぐ着くんだけど、どう?」「どうって、今終わったところだよ」「ええ~っ!急いでき
たのに」 しかし、終わってしまったものはおわったんだよなあ。「じゃあ、せっかく来たんだから
どっかのみにいこうよう」で、岡くんと話していた、JJFのジョンちゃんも誘って酒屋さんがやって
いる飲み屋さんへ入った。今は日本酒ひやおろしの時季、秋の夜ひやおろしを堪能して、
ジョンちゃんとは岡くんの打ち上げの店の前で別れ、3人とろとろと帰途に着きました。
演奏終了後木馬亭の外へ出る
夜のスカイツリー
開閉商事 営業一課 すちゃらかうーたろう
ラー服の女子高生見かけませんね。三本線のセーラー服かわいいのに」「うちの高校はそれ
だったんだけど、2~3年前に自分の高校が今どうなっているか、HPで見てみたら、丁度生徒
総会で、セーラー服と詰襟だった制服をブレザーに変更したっていうのが出ていて、がっかり
しちゃったよ」
4年前の夏にわが母校を見せてやると、カミさん連れて浅草橋から都営線に乗り、押上で
降りた。通路が広くて立派になっているのにビックリして、どっちへいいかわからなかったが
、すぐに見当をつけて階段を上ると、そばにいた人が上を見上げている。何かと思って見上げ
ると、スカイツリーがあった。二人ともビックリ仰天。「えっえっ~」って、言ったきり絶句。
工事中のスカイツリー |
ビックリしたなもうってな調子。で、歩きだすと、道がちょっと変、広くなったのかな?家が
こぎれい。こっちのはずと行ってみると、ありました。三角形の敷地そのまま。しかし、校舎
の位置がまったく反対側になっている。ぐるりと一周すると、あれれ、森鴎外の旧居跡がある。
知らんかった、毎日音楽室から見ていたところだ。そして、実はお目当てがあって、その先の
曳舟川通りを曲がったところのパン屋さん。ありましたがなパン屋さんが。
出かける前に、カミさんにとうとうと説明、そこのカレーパンは、今のカレーパンみたいに
パンが厚くなくて、中のカレーは玉ねぎ人参ジャガイモが大きめで、昔の家で食べたカレーが
そのまま入っている感じ。はじを持ってつまみあげると、パン生地の薄いところがカレーの重
みで破れて、中のカレーが出てくるほど。朝と昼に揚げたてが出来る。朝はほとんどの学生、
女子でも必ず2個買う。ひとつは学校についたらすぐに食べて、ふたつとも食べてしまったら、
昼に買いに行く。たまらん。パン屋に入る前に看板を見てみると、イヤ名前が違う。昔は「本
所製パン」目の前の看板はなんかカタカナになっている。しかし、場所は同じ、入ってみると
カレーパンがあったがちょっと違う、とりあえずひとつ買って食べてみると、そりゃあ見た目
が違けりゃ中身も違う。ガッカリ.....。40年以上前のカレーパンを求める私がアホなのか?
と、思いつつ業平橋で東武線に乗って浅草へ。浅草にこみ横町でじゅんちゃんとやっちゃんが
待っていた。カレーパンの話しをすると、じゅんちゃん曰く、「オレも車で通る度に昔を思い
出して買っちゃうんだけど、やっぱりちがう」そうか、何度もたべていたのか。そうこうす
るうち時間になったので、皆で岡くんの第一回木馬亭興業へ向かったのでした。
「じゃ、阿佐ヶ谷3時でどう?」「えっ~!3時から飲むの?」「ちゃうちゃう、3時阿佐ヶ
谷だから、浅草4時位じゃない」と、やっちゃんと決めて、今年も岡くんの木馬亭ライブに行
く事に。今回はにこみ横町ではなくて、岡くんお勧めの「ニュー浅草」本店、神田すずらん通
りのニュー浅草は大昔よく入ったが、浅草本店はあるようなないような、一度はあったかと思
うけど憶えてないなら、なかったか。その店の先で化け物屋敷が小屋掛けしていたのは、台東
産業会館に展示会場作りに行ってたころみた事があった。丁度4時に着いて「お二階へどうぞ」
の声に送られて二階へ。周りはと言えばほとんどじいさん、大きな声でしゃべって本当に下町の
じじいは元気元気。「じゃあ、まずは生にしようか?」と、やっちゃん。わしに異存はない。
あてに煮込みと黒板からもどりがつおの刺身を選んで、それとわしの好きなハムカツ。なんと
3枚で280円なり。ビールを飲み終えてチューハイ3杯飲んで5時20分位。もう一杯いこかと言う
事で、お代わりをもらいあじのたたきも注文。ひえ~。良いほろ酔い。〆て4270円也。
店を出てやっちゃんが「ビールでも買って行く?」う~んと見渡せばコンビニも酒屋も見当た
らず。やっちゃんが馬道通りの方へ動き出した。角を左へ見るとなんと「カクヤス」思わず「
やっちゃん、いい鼻してるねえ」
岡くん今回は4回目の木馬亭興業。なんと入り口で貰ったチラシの中に、2013年来年の木馬
亭のチラシも入っていた。さすが気が若い、ではなく気が早い。今回はシンプルな構成で出演
は3人。唄三味線太鼓の土取利行さんとベースの山脇正治さん。最初に岡くんが一人で唄い、
次にベースの山脇さんが加わって、その後は土取りさんが唖蝉坊と知道さんの話と演歌の歴史
などを話し、最後に土取りさんが太鼓を叩いて3人で演奏して終了。唖蝉坊の唄にベースを合
わせるのは大変だと思ったけど、山脇さんのベースはなかなか味があってよかった。土取さん
の話も面白く唄は時間の関係で2曲しか唄えなかったが、もっと話も唄聞きたくなるような舞
台だった。太鼓が、と言ってもドラムセットにカンとコンと言う音が出るのをたして、基本はス
ネアで、丁度良いタイミングでカンとかコンとかいう音が入って、そのタイミングが本当に絶妙、
曲を良くご存じなのだなあと感心しました。とても面白くて楽しかった。最初に唄った
「むらさきぶし」は特によかった。
演奏が終わって、携帯の電源を入れると不在着信アリ。何かと思ってかけ直すと、まりちゃ
んが「もうすぐ着くんだけど、どう?」「どうって、今終わったところだよ」「ええ~っ!急いでき
たのに」 しかし、終わってしまったものはおわったんだよなあ。「じゃあ、せっかく来たんだから
どっかのみにいこうよう」で、岡くんと話していた、JJFのジョンちゃんも誘って酒屋さんがやって
いる飲み屋さんへ入った。今は日本酒ひやおろしの時季、秋の夜ひやおろしを堪能して、
ジョンちゃんとは岡くんの打ち上げの店の前で別れ、3人とろとろと帰途に着きました。
三人での演奏
演奏終了後木馬亭の外へ出る
夜のスカイツリー
開閉商事 営業一課 すちゃらかうーたろう
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