2015年4月26帰京集合写真

2015年4月26帰京集合写真
22015年4月25日~26日山梨県にツアーに行きました。26日東京へ帰る前にまだ居残った皆で集合写真 photo by Arisan

2012年8月26日日曜日

すちゃらか関西ツアー段取り秘話


さて、今だから語れるあの恥ずかしい日々の数々。

熱気満々、というよりは酸欠状態辟易ライブの京都公演の裏方話を少々。

 
(通達はどんどん来る)

今では、すちゃらかオヤジでさえIT化の中、連絡は携帯。バンマス淳ちゃんから京都の私へ、怒涛の通達がやってくる。会場の設定、レンタル条件、アンプ類、マイクの本数、マイクスタンド、ドリンクオーダーの注文方法、値段、おつりの段取りなどなど、森羅万象へのご配慮、さすが日川先輩である。日川さんのことを生意気にも淳ちゃんなど気安く呼ぶすちゃらか後輩も散見されるが、必ずや体育館の裏で焼きが入ることであろう。ね、淳ちゃん。


(本番5日前、妻 突如手術~入院)

京都公演のクーリーとして使役されるはずだった我妻、桂子さん。ダラダラと体調が悪いのが続き、さすがに病院へ。そしたらいきなり!「本日手術実施につき、即刻立会いされたし」とのメールが来たもんだから、げえええええええ~!手術室まで送った後は、なにか他のことしていないと気が紛れず、東京方面へメールする。この時点で「バッチリ大丈夫、心配なし!」とも断言できず、「突然ですが、妻が手術中。」との尻切れメールは、東京方面に漂って物議を醸し出していたみたい。ごめん。さて、手術終了。三時間かけて摘出した臓器の現物を見せられる。げろげろ。47年もの間、我妻の身体の中にくすぶっていた盲腸は、素人がみても健康な臓器ではありまへんでしたなぁ。
 

(ただれた生活の中、本番の日がやってきた)

妻が入院してると、生活も荒れまんなぁ。主食はビールと柿ピー、電気は着けっぱなし、窓全面開放の中、気が着くともう朝、の繰り返し。そして本番の日もこんなただれた日にやってきた。メール来る。「○○インターに着いた」添付写真では朝焼けの観覧車をバックにすちゃらかオヤジ。げ、部屋を片付けなければ。京都支社訪問、とか言って、すちゃらかのツアーバスはウチにやってくるのだ。メールくる。「京都東インター到着」げろげろ、あと30分しかない!紅茶、トマトスライスに赤たまねぎみじん切りオリーブ油ぶちかけ、トースト準備。携帯が鳴る。「着いたよ~」ツアーバスは無事京都支社へご到着。

それいけアンパンマン号から降りるすちゃらかオヤジたちを、ご近所の方々は遠巻きにして指差している。「すんません、東京から来たすちゃらか、というもんですので、決して怪しいモンではありません」といいわけしてること自体、充分怪しい。


(妻の入院先すちゃらかお見舞い)

京都支社でグダグダ過ごす、すちゃらか達。アコーディオンのくーちゃんと私は初対面であったが、完全にすちゃらか化している。ウチの足踏みオルガンで弾きだしたのはザ・バンドのthe night they drove old dixie downなのには嬉しくなった。「さて、会場入りの前にお見舞いに行く」と淳ちゃん。突然の予期せぬことにびっくり&ウルっときたもんだ。病院へ乗り込むすちゃらか様ご一行。あまりの様子に病院のナースステーションは騒然。、「俺たち、どう見られてるんだろ?」「院長先生のご回診かな」しかし、徹夜で東名を飛ばしてきたその姿は、どうみても霊安室から抜け出してきたモノノケであった。妻の病室ご到着。全然気がつかない。うさみんが至近距離まで近づくと、ひえ~~~~~~~~~~!そりゃそうだろなぁ。実は妻はこのとき、私にメールを打ってたのですが、医者から外出許可がおりて、本日のライブには行けることになってたのでした。めでたしめでたし。

 
(熱血の京都公演)

お客さん、ホントに来るのかなぁ、とグダグダ心配してたが、ポツポツ、ドシドシ、最後はジャア~~っとお客さんはご来場。ライブチャージ取立て役の私とドリンクオーダーのボーイ役、タカシ&シノは大童。集金金額から割り算すると総勢31名。ありがとう。あづい~~~~。クーラーの設定温度は18度だが、どうみても35度のライブ会場、京都は同志社近くのほんやら洞。言葉のとおり熱血のライブはスタート!ライブの様子はしのさまのレポートを読み返してね。

今を去ること25年前、私と桂子が結婚式を挙げたこの場所で、すちゃらかがライブをやっている!観客の中でそんな感慨にふけっているのは私たち二人だけだったけど。


                                     左より やっちゃん、くーちゃん、マイケル、なべいち、
                じゅんちゃん、しのちゃん、うーちゃん。
                                                        (京都、ほんやら洞)  photo Mario
 

京都支社平社員 渡辺(なべいち)一郎

2012年8月19日日曜日

『楽しむなんてカンタンさ!』

      関東には関東の夢があり
      関西には関西の夢がある
      二つの夢をよせ合えば
      街も会場も熱いゼ
      京都大阪の夜~……

昨夜遅くまで、というか今朝(注、8月6日)3時までヘロヘロオヤジ4人(くーちゃんは神戸に帰省)は、鶴橋ロイヤルプリンスホテル中川別館木彫の間で、相変わらずの思いつきヨレヨタ話で
酔いつぶれていた。
当然予定時刻通りのスッキリ寝起きというわけにはいかない。
寝る子は粗雑状態となった4オヤジは、それでも最後のオシゴト『餞別をくれた献身的富裕層
の出川潤ちゃんと大沼恵子ちゃん、ツァー車を貸してくれた(有)毛塚レンタルにお土産を
買って12時に出発する』為、やっちゃんの「ヨッコイショーイチ!」でずるずると起き上がり、
ファイティングポーズをとるのであった。
目ざすは御幸森ストリートのコリアタウン。何を選ぶのかアンド買っていくのかは、全員呑ん
べえだから容易い。アンドお前もな。はいはい。
「キムチヂュセヨ。」「カッカヂュセヨ。」……そこまでは言えない。

と、その前に今回のツァーフードとなったゆで卵を食べにティールームへ行き
「本日のゆで卵」を注文、ついでにモーニングドリンクもいただく。おっと、注文方法が逆だ。
サブがメインを喰っちゃってるゼ。時刻は10時30分。店内はほぼ満席。そしてほとんどがおば
ちゃん達。「ホンマ、パワーあるわ。大阪のおばちゃん」あびがつぶやく。
放心状態でくつろいでいると、今回のエッグチャンピオンうーちゃんが繰り出す「今日のゆで
卵」「きのうのゆで卵」に笑い狂い、酸欠状態となり二度ほど死ぬ。
八文字屋はいろんなモノを提供してくれるゼ。

コリアタウンは道路の両側にコリアンフレーバーで溢れた店が200m位つづいている市場だ。
ここでもおばちゃんたちの働く、そして行き交う姿が目立つ。市場はどの街でもどこの国で
も生活の匂いと熱気に満ちている。
しっかし、この暑さはなんだっ!  なにがこんなに暑くさせてんだぁぁぁっ!!
店々を歩いているだけで汗が噴き出してくる。買い物はスポーツだ!  修練だ!  荒行だ!
 ロンドンも甲子園も鶴橋も燃え上がれぇぇ!!!
なんてネ。

帰りの高速はくーちゃんもいなくなって、オヤジ率400%。
三日間のコーフンと疲れとたくさんの人達の顔が重なり、オヤジーズはそれぞれ目を閉じ想い
を抱きしめている。運転手以外はね。
センチメンタルハートを4つ乗せて、車はヒタヒタと東京に向かって走る。
サイレント映画のエンドロールのような車内。車窓の景色だけが静かに流れていく。

20時。西荻のみ亭に到着。思いっきりノビをして、肉体と魂と器材を降ろし、最終打ち上げへ
と突入する。音太小屋での映像を見ながら、ひと盛り上がりする頃、開閉商事社長の照美ちゃ
ん、庶務課長のありさん、総務課広報のぴか、そして派遣社員のシブヤらがやって来て、
業務報告会議に移っていった。
「きのうの酔い」から「今日の酔い」へと変わり、いつもののみ亭の夜がやってきて、
すちゃらかしゃいにんぐの2012夏は終わったのだった。


                                            のみ亭到着 みんなありがとう!   photo Woo

営業2課 じゅんぼう

2012年8月18日土曜日

なんだかやあ、あんだかにゃあ 京都から大阪

京都支社へ着いてデッキで休んでいると、眼に入るものがあった。「ムッ。」桑の実か木イチ
ゴかどうみてもくえそう。口に入れると甘酸っぱい味。「うん、完熟はうまい。」「あび、くうか?」「オレ、体弱いから道になっているもん食べられないんだよ。」こんなおいしいもん
もうやらん。

このツアーに出る週の月曜日なべいちからメール「ギョエ~我妻手術中です。」カミさん大丈
夫か?こりゃ大変だ。なべいち抜きでもしょうがあんめい。などということがありまして。
京都支社からほんやら洞へ行く前に皆で桂子さんのお見舞、ちょうどその日の昼食から普通食
に変更、今夜のライブも外出OK、よかったよかった。思えば二人が一緒になるきっかけは四半
世紀前のスチャラカ関西ツアー、京都で知り合ってなべいちが東京から京都へ押しかけたとい
うスチャラカ縁結び一号。

ほんやら洞本番前に食事した「王将」の張り紙、「お金の無い方腹いっぱい食べて、支払いは
洗いものでOKです。但し、学生に限ります。」らっきょ、たくあん食べ放題、おいしかった。
ビールのあてに丁度良い。レタスチャーハンはもっとおいしかったけど。

「王将」でたら、くーちゃんが、たかぽんがおいしい豆餅屋さんがあるって言っているけど、
並ばないと買えないらしい、との事。だが、わしら日頃の行いが如何に良いか、並ばずに買えま
した。全体におさえた感じで品よくおいしい。いくらでも食べられそうです。


                        photo  くーちゃん


ほんやら洞ライブの後、オーナー甲斐さんの経営する別のお店「八文字屋」さんへ。
はあ、その前にリハ前からビショビショなので「丸子屋」さんへ行ってシャワー「オレなんか
5分」と言ってシャワーに行ったあび、5分かからんやん。
「八文字屋」さんへ着くともうみんなはじめていて、当然か。新しく乾杯。生がうまい。
甲斐さんいろいろ出してくれる。イカの炊いたのうまかった。途中で「これ昨日のゆでたまご
だけど。」「ほーい、ゆでたまご。」と、テーブルの真ん中へ置いたら、「オレ体弱いから、
ちょっと先に食べてくれる。」「ならお先。」3個位食べていたら、「大丈夫ならそう言って
くれよ。」と、あびも手をだしたのです。

翌大阪まずは四天王寺ありこの墓参り。ありちゃんはスチャラカはじめた頃からの付き合いで
前のツアーでも宝塚の実家へ泊めてもらったりした。神戸「春待ち疲れバンド」の時の掛け声
「やっちゃんかわいい!」を聞くと今でもにんまりしてしまう。大阪にいたと思えば東京にい
たり大忙しだった。やっちゃんの店で踊った時は圧巻でした。一糸纏わぬ姿でミツに抱かれて
テーブルの上でくるくる、くるくると天女のように回る。そういえば故鶴見良行さんが鋭い目
でジッと見ていたっけ。ありちゃん、鶴見さん......(合掌)

お墓参りの後は中川のおとうさんとおかあさんのところへ。名前は関口なんだけど、昔から地
名の中川でよんでいる。やはり以前のツアーの時もお世話になりました。その頃おかあさんは、
腰まである長い髪で、すぐ近くで「エース」という喫茶店をやっていて、その2階へ泊めても
らいました。おとうさんは船を降りてから木彫をはじめて、とても50才過ぎてから始めたとは
思えません。今は生徒さんもできて教えているそうです。2人の子供はたみさんとたかしで、
たみさんと小橋の娘のみやちゃんとるいちゃんにも子供が生まれて、おかあさんは嬉しそうに
ひい孫の写真を見せてくれました。みやちゃんとるいちゃんは6才4才の頃に「のみ亭」に来て
その頃からの友達です。たかしは前の関西ツアーの時にしのちゃんと知り合って、東京まで追
いかけてきて一緒になったのでした。スチャラカ縁結び二号。

大阪の朝は喫茶店のモーニングで始まる。おかあさんが喫茶店行くよって言って、みんなで
ぞろぞろと付いて行くと、モーニングを食べに来たお客さんで一杯。サンドイッチかドッグか
トーストの内から選ぶ、すべてにゆでたまごが付く。サンドイッチはたまごサンドなのだが、
それでも付いてる。で、余ったたまごは「今日のゆでたまご」として持って帰り、冷蔵庫へ、
でも明日になったら「昨日のゆでたまご」になってしまう。明日にはまた新しい「今日のゆで
たまご」が来る。帰りの車の中では「今日のゆでたまご」と「昨日のゆでたまご」が一緒にな
ってどっちがどっちだかわからんようになった。

音太小屋へ入る前の通りの向かいのたこ焼き屋で、「なんでたこ焼きにマヨネーズかけるん
じゃ、アカン、かけるな。」「エッー、だめなん。」「じゃ、半分なら。」「しゃーない、半分なら許し
たる。」と、やっていたら。光玄登場。「おう、おまえら、ようきたな。」「そうか、うん、ひさしぶり
やなあ」「でも、ようきた。きのうはどないやったん?」.....と、光玄来た時から絶好調。
光玄も前回ツアー以前、中野の草の根コンサートに出た時に、「もっちゃーん」
「ガード下の森井でのもなあ」「どないやー」などとやじり、あいつらなんやと歌終わってか
ら、わしらの所へ来て「おう、そうか、大介からきいたん。」大ちゃん神戸から東京へ来た時
のみ亭で、今度中野で光玄が歌うから聞いてと言われて、そんなこんな以来の友人。
大阪の打ち上げ終わるまで光玄絶好調でした。でも、家帰れたんかな?



                              photo   あび 
                     

翌朝、喫茶店へ行く前に、一人で平野川を渡って御幸森商店街を散歩。キムチ屋さんには何で
もあります。レンコン、ミョーガ、スルメ、タコ、カワハギ etc。サンマのキムチもありました。
あれ、キムチのケーキまである。


                                  photo Woo

これは食べられません。作りモノです。

中川を真中にして北の今里に2年、平野川を南へ下った舎利寺に8年住んでいました。
いかにも大阪という感じでいい町です。
今里筋に出て通りを眺めていたら、あれれ、どこかなつかしい音楽が流れてきました。
タタラ ターラ タターララ タタラ ターラーラー ゴミの回収車のメロディーでした。
いやあ、ほんま。大阪へ来たんだとつくづくおもいましたがな。

営業1課 すちゃらか うーたろう

2012年8月16日木曜日

関西ツアー大阪編

長い長い一日を終え、身体を伸ばして
ぐっすりと眠った「丸子屋」の朝…




ライブにも来てくださった丸子屋まるちゃんと、北さん、三木さん。ありがとうございました!
看板娘れんちゃんも一緒にお見送りしてくれました!




すちゃらかの古い友人だったアリコさんのお墓参りに四天王寺さんへ。
花を買って来てくれたしのちゃん。











関西の夏の定番「冷やしあめ」。嬉しくて思わず駆け寄ったら、たかしくんが買ってくれました。
お店の中で奥さんにこの感動を伝え、このツアーとお墓参りの話をして、チラシを貰ってもらったら「貼っとかないとね」と奥さんは何と冷やしあめの装置の前に張り出してくださった!


ありこさんも一緒にパチリ!(関西版フライヤーは右上にありこが写ってます)







結局すちゃらか全員、冷やしあめを頂き、「いらっしゃいませ~」と呼び込み。



すちゃらかが長年お世話になっている関口家。
この日もリハの時間までくつろがせていただきました。
昔、船乗りだったお父さん。




関口家前にて。お父さん、お母さんと一緒にパチリ!



 地下鉄谷町線で「音太小屋」へむかいます。やっちゃんが電車に乗ってる!









何故か「大阪で明石焼きを食べたい!」と切望する淳ちゃん。
今回のツアーのサブタイトルは「待ってろよ!明石焼き作戦」。
優しい関西メンバーの皆さんはあちこち情報を収集するも有力情報を入手できず…
やっぱり大阪はたこ焼きでしょう!って事で美味しいたこ焼き屋さんへ。





うまいもん食べて、力がみなぎったところでライブに挑む、すちゃらかメンバー。




さて、ここから先は私も出演者となるため写真はありません。
前日の京都は「ディープ&ホット」なステージでしたが、本日は「ディープ&クール」でスタート。
東京すちゃらか三人プラスアコーディオンでの第一部を終え、第二部は引き続きの数曲を同じ
く四人で演奏したところでセッティングチェンジしながら「本日はもうワンステージご用意しています。」と淳ちゃん。こっそり皆で打ち合わせして、会場でくつろいでいた光玄さんを舞台へ。
メンバーはみな舞台を降りてしまい一人残された光玄さん「え~⁉オレ一人?」「アコーディオン
のお姉さん!」と呼んで頂き、ご一緒させていただく事に。


                                                            光玄       photo あび

会場の空気がガラリと変わり、そしていよいよ後半、第四部は東西すちゃらかフルメンバーでの演奏です!前日より格段にパワーUPしてアイコンタクトもバッチリ!メンバー全員の様々な想いが集結、ありこさんもこじまさんもきっとステージに来ていたでしょう、最後にはやっぱり「ディープ&ホット」、すちゃらかにしゃいにんぐした熱い素敵なステージとなりました!

ライブ終了、みんなで乾杯!お疲れさまでした‼







お越しくださった皆さま、ライブハウスの皆さま、メンバーの家族の皆さま、そしてメンバーの皆さん!本当に
ありがとうございました!


アコーディオン&写真斑、給湯室、くみこ


☆くーちゃんのfacebookの写真集のURLです。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.263168313793121.52659.100002998633022&type=3&l=8dc277a654

☆すちゃらかその他の写真はこちらでみられます。キャプションは適当です。
https://www.dropbox.com/sh/al6k39x1gpq92ql/QZ54STnaAh/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%B7%A8%28photo%20Mario%29%2B%CE%B1



2012年8月14日火曜日

暑うおまんにゃわー!京都ほんやら洞ライブ-その3

メンバーもお客さんも幕間にビールを補給、ええ感じで後半スタート。
「おいしいお酒を飲んで歌うのが一番好き。そっちの方の曲をやります」と、
すちゃらか初の器楽曲「ワンショット・ポルカ」は、イントロから軽快にウンチャカチャッチャー、
と調子よし。なめらかに転調したくーちゃんアコにやっちゃんギターが絡んで、
客席もウンチャカチャッチャー、ええ感じやわ。
お次は、スパニッシュな恋の歌「君は最高さ(Tu'eres estupendo)」。
二人だけで会おうよ、の歌詞にグッとくるわ、女子ならみんなそうじゃない?
「スペインやメキシコもきっとまったり暑くて、京都の夜と近いんじゃないかと思います」
なんぼメキシコでも、これほどじゃないと思うよ。

3曲目はやっちゃんの歌。「暑い時にナンですが、こたつに入ったまま、ずっとこうしていた
いなという歌詞で…どうも冬に作ったらしい(笑)」ということで「ずっとこのまま」。
やっちゃーん、と黄色い間の手も飛んで、ここは西荻か。
もう1曲「オー・シャンゼリゼ」ミュゼット風のアコに、やっちゃんの愛ある歌が寄り添って、
サビを一緒に口ずさむお客さんも。
「パリの街も夏はきっと、ねっとり暑く楽しいんじゃないかと」、んだんだ。
じゅんちゃんがマイクに戻って5曲目、どこの国か分からんないけど港の歌「ハーバーナイト」、
酒場唄の極めつけ「Honky Tonk Saloon(Here We Go)」」で盛り上がり、
東京組&くーちゃんの演奏は大団円。

ラスト3曲は、関西組3名も加わって7人編成。
フラットマンドリンなべいち@京都と、ピアニカしの@大阪は4か月ぶり、
エレキギターマイケル@大阪はウン十年ぶりのすちゃらか参加。根が真面目なマイケル、
すでに大汗かいてデコが光ってまっせ。
まず懐かしの「ビァ樽ワルツ」、のみ亭カウンターの中で左右に揺れる、おりぼんシスターズ
の艶姿を思い出しながら演奏。いっせいにHey!とグラスを掲げた常連のみんなの顔も。
お次は京都のみなさんお待たせしました、なべいちの「マンドリンマン」、ボーカルも間奏の
ブレイクも、「ん、にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ」のソロもばっちり決まって言うことナス。
最後は、ブルージーなテンションコードがごきげんな「サイフはカラッポ」、ピアニカのソロ
は指がもつれてハレホロハラヒレ、申し訳なし…but続くやっちゃんギター、くーちゃんアコが
余裕で挽回してくれて平伏感謝。
アンコール「これこそ男達の人生」、パパ ルパパ ルパパ パ!の大合唱で、京都ライブは
無事終了。みんなありがとう。

開閉商事 大阪支社ピアニ課 しの




なにしろ暑かった  photo まりお

             
                久しぶりに旧メンバーと演奏photoまりお  
             
 
                      こーじさんとしぶやくん                     
                     東京から来てくれました。photoまりお

                 打ち上げはほんやら洞オーナー甲斐さんの
                 経営する八文字屋さんで photoまりお






2012年8月13日月曜日

暑うおまっせー!京都ほんやら洞ライブ-その2

「こんばんは、すちゃらかしゃいにんぐです」の第一声で始まったライブ、ドリンク運んでて
1曲め聴きそこねた、すまん。なんしか大拍手は1階まで聞こえたよ。
2曲目は「京都の町まで」。東京生まれのじゅんちゃんが京都に初めて来たのは修学旅行。
この歌は2回目にやっちゃんとヒッチハイクで来た時の歌です。
「だからハイウェイの風に背を向けて 西に向かって片目をつぶりゃ 君の背中に翼が光るよ」
やっちゃんのハモリに、2人の長い付き合いがにじんでます。そうか、ご当地ソングでもあるな。
3曲目、僕たちの歌は毒にも薬にもなりませんが、との前振りで「ドクター・ジョーンズ」。
じゅんちゃんのカズーに26年前の夏の関西ツアーを思い出す。
あん時も暑かったなぁ、あの頃みんな若かった。
追憶にひたる私を、さらにセンチにさせる4曲目、くーちゃんのアコで流れるように始まる
「港の酒場の物語」…低い霧笛、惚れた男は船乗り。
カモメがふわり、やっちゃんのバンジョーがポロリン…シックな大人のすちゃらかブルース。
明日は昭和5年生まれの本元船乗り、関口おとうさんも聴きにきまっせ。
口癖は「私は陸(おか)のことは分かりませんから」くーっ、格好ええやろ。
お次はアロー・ガスリーやエミルー・ハリスを聴いて、いいなと思って歌ってる
「Miss the Mississippi and you」。
船乗りからミシシッピ、さすらいつながりで5曲目は「夕日のカウボーイ」。
子供の頃好きだったのはチャンバラと西部劇。カウボーイに憧れました。
谷間で火を焚いて、まずいコーヒーを飲みながら故郷の話をする…
大人になったらやってみたいとずっと思ってた。まだできていませんが、とじゅんちゃん。
「やり方はいくつもある 誰もが楽な道を選ぶ でも俺は俺さ、いつでも そう教えてくれたね」
前半ラストは「わたしが一番きれいだったとき」。
戦時下に青春を送った茨木のり子の詩に、オリジナルメロディーををつけた歌。
詩の最後「だから決めた できれば長生きすることに 年取ってから凄く美しい絵を描いた 
フランスのルオー爺さんのように ね」を読んでルオーを知った、高校時代を思い出す。
さざなみのように広がる拍手の中、前半終了、追加のビールの注文とりつつ一休み。でーい。

その3に続く!開閉商事 大阪支社ピアニ課 しの



やっちゃんとくーちゃん
                                                                               photo まりお

じゅんちゃんとうーちゃん
photo まりお




しのちゃんとたかし  photo まりお

                             


                    
                     ひと段落したあびちゃん
                            photo まりお

2012年8月12日日曜日

暑うおまんなー!京都ほんやら洞ライブ-その1

8月4日(土)14時、ひょうたん山から近鉄電車を乗り継いで、大汗かきながら京都今出川の
ほんやら洞に到着、メンバーに合流。
一睡もしてない東京おやじ組4名は、さすがにやや電池切れの様子を垣間見せるも、
すちゃらか26年ぶりの関西ライブ!を前に気合い入ってます。迎える関西組4名の意気は、
言うもさらなり。
会場は2階の古い図書室、薄暗くて暑くて、秘密の屋根裏っぽくていい感じ。
さて、音あわせじゃ…が、固定するやガックリ首うなだれるマイクスタンド、
不思議な音でハウるアンプ、でかいだけで全く効かないクーラーなど、
ほんやら洞40年の歴史がこもった備品に翻弄されて、全員汗だく。
「水、水をくれ~」やっちゃんの悲痛な叫びに、冷たいお茶を買いに走る大阪支社たかし。
本日の使いっ走り全般を仰せつかっております。
足りないマイクスタンドは、折れたモップの柄を借り、くーちゃんのアコをのせてきた
キャスターに縛り付けて完成。寄る年波でちっこい字のコードが見えないメンバーのために、
荒物屋でライトを購入、ニッパーやら絶縁テープやら駆使して照明もいっちょあがり。
ありもんで何でも作っちゃうあびちゃん、総務の鑑じゃな。
「ゲストハウス丸子屋から、女の子3人聴きにくるってよ!」リーダーじゅんちゃんの報告に、
おお、とどよめくメンバー。「明日という字は明るい日 好きという字は女の子」
社歌の一節にある通り。ほんとみんな女の子好きよね。
リハを終えて、王将で軽く腹ごしらえ(カニレタスチャーハン旨し)、18時開場。
京都支社なべいちの友人知人、チラシを見たお客さん、東京からの追っかけ組も加わって
満員御礼、熱気むんむんじゃがな。

その2に続く!開閉商事 大阪支社ピアニ課 しの


ほんま暑かったけどそんな風には
みえへんか
 photo まりお



お客さんも暑かったはずなんだけど
みなさん静かに聞いてくれました。
 photo まりお
                                          
                               

2012年8月9日木曜日

レレレ、おでかけですか?

明けて8月4日の深夜、まだ営業中ののみ亭の前に、一台のハイエースがやって来た。
開閉商事社長所有の「それ行けアンパンマン号」である。
運転手のグラサンのあび太が降りてきて、「野郎供、さっさと積み込め!」
との号令のもと、楽器や機材を車に運ぶ。
そう、開閉商事の関西出張なのだ。
これらのブツを東寺や四天王寺の市で売りさばくために盗みを・・・・、
ちゃうがな、すちゃらかのLIVEツアー、
「待ってろよ!明石焼き作戦」やがな。「おい、ちゃんとオヤツ忘れず積んだか?」と、
リーダーの最終チェック。いよいよ、おでかけである。残ってたお客さんが見送ってくれる。
今回のツアーのチラシを作ってくれた、自称イラストレーターの仲野ひかるが吠える。
「なんだよ~、なんで✕✕✕が行けてアチシが行けないんだよ~。乗せてけよ~。
生八橋買ってこなかったら、死んでやるぅ~!」「おう、死んでしまえ!」・・・と、
熱きエールを交わし発車。

いきなりダグサムのMENDOCINOで車内はTEXMEX状態。でも車なので、
ローンスタービールはダメなのよ。それでも車は東名高速を西に向かってはしる。
ここでいきなりクレイジーキャッツに変わり、新東名をさらにスイスイスイダララッタととばす。
いやぁ、カイチョーカイチョー!。ジプシーブラッドで伊勢湾岸。夜明けの名古屋港。
ちきしょー、泣けてきちゃうぜ。

しかし、途中休憩のパーキングエリア、どこもジャンボフランクの売店閉まってる。
24hやっててくれよぉ。フランクの食えないパーキングなんてパーキングじゃねぇ。
だが、すっかり明るくなった新名阪の、甲賀土山でやっとありつけた。
これでんがな、旅の供やがな、ガブリ。くーちゃんは、アメドック派。目がニコニコ。

深夜の街から、朝の街へ、最後のひとふんばりだ。
がんばれアンパンマン号&ノースリーピングハイのバカ騒ぎオヤジ供。
京都東インターから、京都支社へ向かう。
支社そばのダム女(ノートルダム女学院)の女子に、「おはよー、ねぇねぇ、
この辺りに住んでる、開閉商事京都支社のなべいちって人知らない?」
女子二人は目を見合わせ逃げ去って行く。どういう営業を支社はやっとるのだ。
ナンパ失敗やんけ。会議にかけなアカン。

しかし、いい天気だ。セミもワシワシなきだし、風も止んでだんだん暑くなってきた。
一睡もしてないLIVEの、ステキなカンキョーが徐々に整ってきた。
さぁ、ここいらで、大阪支社の志乃ちゃんにバトンを渡そう。

あの素晴らしいカンキョーのLIVEを、包み隠さず吐き出して報告してくれ。
オイラの代わりに。「ひぃぃ~っ、だだ誰か、みみ水ぅ~・・・」

開閉商事営業3課 やっちゃん


                                                           きれいな月に見送られました
                                                                             photo  くーちゃん



                           車中の二人
                                photo  くーちゃん



「それいけあんぱんまん」号と、じじい4人
phto  くーちゃん


京都支社での朝食トマトもパンの
おいしかったあ
photo  くーちゃん


京都支社の朝顔の日除けでなごむあび
photo くーちゃん


                  なべいちコレクションで遊ぶじゅんちゃん
                               photo  くーちゃん



                      練習の成果をチェック?? 
                               photo  くーちゃん



                     なべコレ見学会のきわめつけ
                                 photo  くーちゃん










2012年8月7日火曜日

関西ツアー無事終了

8月4日(土)8月5日(日)にかけて京都・大阪へツアーに行ってきました。
本日(8月6日)午後8時過ぎに無事のみ亭に戻りました。
その後、大阪のライブのビデオを見ながら開閉商事社長夫妻に報告しました。
旅の報告は、この後随時アップしていきます。
とりあえずは帰還の報告と、ライブ会場を提供していただいた、京都「ほんやら洞」甲斐さん、
大阪「音太小屋」スタッフのみなさん、PA担当して頂いた篠原さんお世話になりました。ありがとうございます。
「また来てください。」の、言葉ははげみになります。
また、宿泊させていただいた。京都西院「丸子屋」まるちゃんと愛犬るんちゃん。
そして、26~28年前のツアーの時も泊めていただいた、大阪中川の関口おとうさんとおかあさん、本当にありがとうございました。
そして、今回の京都大阪の演奏を聴きに来ていただいた皆様、ありがとうございました。
良い出会いが出来てよかったです。
「すちゃらかしゃいにんぐ」って何と思いながら聞いて頂いたと思いますが、
これがわたし達です。
歌う方も聞く方もみんな一緒になって楽しむ、これが一番最高です。
いい夏の暑気払いになっていただけたらと思います。
次にまた、みなさんと会う時を楽しみにしています。
まずは、帰還の報告です。
本当にありがとうございました。
旅の報告、乞うご期待です。

2012年8月1日水曜日

(待ってろよ。関西女子。婚活大作戦)


暑いぜ。暑いぜ。あんまり暑くて、べろべろな夜中に買ったトイレットペーパーが、
朝になったらキッチンペーパーに変わっていて、びっくりだぜ。
おい、東電お前らのせいだからな。
などと、悪タレつきながら、遠足の準備だぜ。前の人がオヤツばっかりだから、
オイラは車借りできたぜ。男、汗、関西ツアー、と言えばハイエースだな。
先代のアニキだが、バリバリだぜ。
新東名には、覆面パトちゃんがわんさか待ち構えてるらしいからなぁ。今から楽しみだぜ。
イニシャルAだせ。帰りは、新幹線だぜ。みんな!
おっと、楽しみと言えば、西荻毒身貴族のオイラは、女子との出逢いだ。
地元では、総スカンだからな。河岸変えるべぇ。関西ならまだ大丈夫だろ。
アカンで、そんな事したら、なんって言われたりしてね。へへへ、木屋町のおっぱぶのマリちゃん元気かなぁ。
あーいかん、妄想膨らんできた。後3日だ、頑張れ俺。立ち上がるんだ。




 総務部 あび太