2015年4月26帰京集合写真

2015年4月26帰京集合写真
22015年4月25日~26日山梨県にツアーに行きました。26日東京へ帰る前にまだ居残った皆で集合写真 photo by Arisan

2012年8月26日日曜日

すちゃらか関西ツアー段取り秘話


さて、今だから語れるあの恥ずかしい日々の数々。

熱気満々、というよりは酸欠状態辟易ライブの京都公演の裏方話を少々。

 
(通達はどんどん来る)

今では、すちゃらかオヤジでさえIT化の中、連絡は携帯。バンマス淳ちゃんから京都の私へ、怒涛の通達がやってくる。会場の設定、レンタル条件、アンプ類、マイクの本数、マイクスタンド、ドリンクオーダーの注文方法、値段、おつりの段取りなどなど、森羅万象へのご配慮、さすが日川先輩である。日川さんのことを生意気にも淳ちゃんなど気安く呼ぶすちゃらか後輩も散見されるが、必ずや体育館の裏で焼きが入ることであろう。ね、淳ちゃん。


(本番5日前、妻 突如手術~入院)

京都公演のクーリーとして使役されるはずだった我妻、桂子さん。ダラダラと体調が悪いのが続き、さすがに病院へ。そしたらいきなり!「本日手術実施につき、即刻立会いされたし」とのメールが来たもんだから、げえええええええ~!手術室まで送った後は、なにか他のことしていないと気が紛れず、東京方面へメールする。この時点で「バッチリ大丈夫、心配なし!」とも断言できず、「突然ですが、妻が手術中。」との尻切れメールは、東京方面に漂って物議を醸し出していたみたい。ごめん。さて、手術終了。三時間かけて摘出した臓器の現物を見せられる。げろげろ。47年もの間、我妻の身体の中にくすぶっていた盲腸は、素人がみても健康な臓器ではありまへんでしたなぁ。
 

(ただれた生活の中、本番の日がやってきた)

妻が入院してると、生活も荒れまんなぁ。主食はビールと柿ピー、電気は着けっぱなし、窓全面開放の中、気が着くともう朝、の繰り返し。そして本番の日もこんなただれた日にやってきた。メール来る。「○○インターに着いた」添付写真では朝焼けの観覧車をバックにすちゃらかオヤジ。げ、部屋を片付けなければ。京都支社訪問、とか言って、すちゃらかのツアーバスはウチにやってくるのだ。メールくる。「京都東インター到着」げろげろ、あと30分しかない!紅茶、トマトスライスに赤たまねぎみじん切りオリーブ油ぶちかけ、トースト準備。携帯が鳴る。「着いたよ~」ツアーバスは無事京都支社へご到着。

それいけアンパンマン号から降りるすちゃらかオヤジたちを、ご近所の方々は遠巻きにして指差している。「すんません、東京から来たすちゃらか、というもんですので、決して怪しいモンではありません」といいわけしてること自体、充分怪しい。


(妻の入院先すちゃらかお見舞い)

京都支社でグダグダ過ごす、すちゃらか達。アコーディオンのくーちゃんと私は初対面であったが、完全にすちゃらか化している。ウチの足踏みオルガンで弾きだしたのはザ・バンドのthe night they drove old dixie downなのには嬉しくなった。「さて、会場入りの前にお見舞いに行く」と淳ちゃん。突然の予期せぬことにびっくり&ウルっときたもんだ。病院へ乗り込むすちゃらか様ご一行。あまりの様子に病院のナースステーションは騒然。、「俺たち、どう見られてるんだろ?」「院長先生のご回診かな」しかし、徹夜で東名を飛ばしてきたその姿は、どうみても霊安室から抜け出してきたモノノケであった。妻の病室ご到着。全然気がつかない。うさみんが至近距離まで近づくと、ひえ~~~~~~~~~~!そりゃそうだろなぁ。実は妻はこのとき、私にメールを打ってたのですが、医者から外出許可がおりて、本日のライブには行けることになってたのでした。めでたしめでたし。

 
(熱血の京都公演)

お客さん、ホントに来るのかなぁ、とグダグダ心配してたが、ポツポツ、ドシドシ、最後はジャア~~っとお客さんはご来場。ライブチャージ取立て役の私とドリンクオーダーのボーイ役、タカシ&シノは大童。集金金額から割り算すると総勢31名。ありがとう。あづい~~~~。クーラーの設定温度は18度だが、どうみても35度のライブ会場、京都は同志社近くのほんやら洞。言葉のとおり熱血のライブはスタート!ライブの様子はしのさまのレポートを読み返してね。

今を去ること25年前、私と桂子が結婚式を挙げたこの場所で、すちゃらかがライブをやっている!観客の中でそんな感慨にふけっているのは私たち二人だけだったけど。


                                     左より やっちゃん、くーちゃん、マイケル、なべいち、
                じゅんちゃん、しのちゃん、うーちゃん。
                                                        (京都、ほんやら洞)  photo Mario
 

京都支社平社員 渡辺(なべいち)一郎

4 件のコメント:

  1. 周囲の状況も手に取るようにわかる面白報告でした。京都支社はいろんなことが重なって大変でしたね。「我妻桂子」様はその後、順調に回復されましたか?

    返信削除
  2. おおうちさん、お久しぶりです。コメントありがとうございました。桂子は腹膜炎をおこしていましたが、無事退院し、現在は出勤しております。先日は快気祝いに串カツと焼酎三昧しましたが、油モンとアルコールモンの多重攻撃に、さすがにちょっと調子悪くなりました。恥ずかしくて医者には言えませんが。

    返信削除
  3. 渡辺 一郎2012年9月6日 22:51

    すんません。匿名なんて打ち込んじまった。

    返信削除
    返信
    1. 匿名なんて気がつかなかったわ。心引かれる快気祝メニューですね。
      うまそー!
      札幌もこの夏は結構暑かったので、献立に困る日々でした。明日串カツにしよう。ちなみに今晩はサンマ新物大根おろし添えと、とうきび(とうもろこし)、ビールe.t.c.という、北海道丸出しのメニューでした。

      削除