例によって例のごとく、すちゃらか練習を終えた3バカオヤジ達は酒場の隅でひっそりひそひ
そと話し合っていた。
「最近、練習イマイチだよね。」
「休憩のビールに集中しちゃってるよね。」
「あと練習後のビールもね。」
「まっ、それはそれでいいんだけど・・・、よくもないよなぁ・・・。」
「おねーさん、ビールおくれ。あと、ほっけおくれ。」
「このままズルズルとこの空気のままライブとかってヤバイよー。」
「この並びって、華がないよね。あと色気とか、輝くものとかが・・・。」
「・・・・・。」
「・・・・・。」
「・・・・・。」
「じゃ、こういうのはどう? 毎回女子をゲストに呼んで、イキオイつけて、ライブを展開
するっていうのは?」
「おっ!、いいんじゃない!」
「誰もが喜んで幸せになれる!」
「そうしよう!」
「そうしよう!」
「じゃぁ、おねーさん! 生ビールおかわり! 3つネ。」
というワケで、「若いおなごの生き血計画」と名づけられたこの企みは、その年の7月直ちに
実行された。
最初の犠牲者、あっ、いや、招待者はアコーディオン/熊坂路得子。
そして同年11月ボーカリスト佐藤葉子。
2011年11月にウクレレ/竹森千枝。
昨年2月はクラリネット&サックス/多田葉子。
さらに5月アコーディオン/青柳久美子と続いて、第5次計画まで終了したのであった。
巷では「漁夫の利商法」だとか「虎の威を借りる狐集団」はたまた「他人のフンドシBAND」
とか囁かれているが、少なくとも最低3人は幸せになれる単純明解親父雀躍な計画なのであ
る。また、都合の悪いことは聞いてないふりをするという合わせ技を持っているので、「へっち
ゃらよー。ケンチャナヨー。」なのである。
というコトで、今年も計画は継続される。
第6次計画は今月24日(日)のみ亭で、藤井貴子を招いてのライブだ。
藤井貴子については、彼女のブログやCD(3枚制作されている)で情報を得ると良いだろう。
そして、藤井貴子の世界を知ったその日から、新しい扉があなたを待っているだろう。
澄みわたるその歌声は、あなたの心をやさしく包み、春の陽ざしを降り注いでくれるだろう。
マウンテンダルシマーの奏でる月光のような旋律に魅入られたあなたは、何日も眠れぬ夜を
重ねるに違いない。
開閉商事給湯室で阿鼻子はつぶやく。「スチャラカの歌聞くと、これでいいのだと全然反省しな
いんだけど、タカポン(藤井貴子)の歌聞くと恥ずかしくて生きて行けないわあ。」
お導きの3枚 |
さぁ!もうこうしちゃいられない!
熱い2月24日がそこにある!
一緒に演奏もしちゃう!
すちゃ貴しゃいにんぐだ!
ずんずんと進んで、グイグイと打ち上げる!
うまい酒呑みたい奴、来るべし!!!
天使の調べ求める者、聴くべし!!!
なお、この計画は事前に情報の漏えいを防ぎ、その機密性を保つため、GAL'S BLOOD PROJECT=ギャルブラと呼ばれる事もある。
一部でだけどネ。
2月24日 お待ちしてますようこそ |
《営業2課 じゅんぼう》
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