2015年4月26帰京集合写真

2015年4月26帰京集合写真
22015年4月25日~26日山梨県にツアーに行きました。26日東京へ帰る前にまだ居残った皆で集合写真 photo by Arisan

2015年4月29日水曜日

スッタモンダでホホイのホイ、楽しかったよ山梨ツアー  その1「往路1号車報告」

4月25日土曜日、本日より山梨へ出かける。今日は小渕沢のお店でライブ、明日はくまさんちの
隣の芝生でパーティとライブ。
忘れ物は無いかと見渡すが前日に持って行くものリストを作って確認したから、きっとないだろ
う。普段の日は時々必ず一つは忘れるのだが。今日の為にお菓子まで昨日買ったし、それもきち
んとカバンに詰め込んだ。寝袋も昨日オリンピックで大枚千円はたいて買った。忘れ物など絶対
無いさ。ベース担いでガラガラにベーアンバッグ寝袋乗せて引いて行く。ちょっと重い。

ほぼ約束の時間にちょっと前に西荻の駅に着く。集合場所へ行く途中にアビ太が立っていた。
すっとガラガラを持ってくれる。これ幸いとコンビニでお茶とスポーツ新聞を買う。待っていたぜ
と元アンパンマン号が立ちはだかっている。久しぶりやなあ。思わず腹を撫でてあげる。この1
号車はわし、アビ太、てるみん社長、アリ庶務課長、Mりおの5人で出発する。予定の10時になっ
てもMりおが来ない。いつものことだが時間にルーズだ。「あれMりおじゃない?」前を見ると
15メートル位先で立ち止まってスマホを見ている。「手ぐらい振れよ」とアビ太。「Mりお時間
厳守だぞ」「これでも相当時間厳守だよ」㋱..........

アリさんの運転で出発。アビゲーターが高速の入り口まで誘導。狭い道をくねくねと行く。「ア
ビ太道よく知ってんね」


わしにまかせろ    Photo by Mrio


高速にのった。わしはそれまで競馬の検討中。突然メールが届く。類ちゃんからだ。2号車が無
事出発した。添付の回文は「さあ!良い旅隊よ!朝!(さあ!よいたびたいよ!あさ!)」わし
も返信する「さあ、気楽さ乗るのさ暗き朝(さあきらくさのるのさくらきあさ)」さてと合流の
初狩PAをめざす。しまった。携帯の電池が1個になっている。やはりひとつは忘れた。充電す
べきだった。電池が2個になっていたのは知っていたが、後の祭りだ。

高速道路の表示に大月まで2時間。小仏トンネル手前で渋滞と出ている。「こりゃアカン」アビ
太が言う。行くしかない。だんだんと車が混んできた。Mりおがスマホをみて、通行止めって出
ているよという。が、車はゆっくりながらも進む。途中アリさんが昔この辺でしっかり車が止ま
っちゃって、周りの人がバレーボールやったりギター弾いたりしたんだよねという。そんなこと
出来んだろうかと思っていたら、「ほら、そこの空き地」と、指をさす。確かに出来そうだ。車
の中で色々な曲が流れていたが、港町ブルースを聴いていたらどう考えてもこぶしが都はるみだ。
「これ、都はるみか?」アビ太「さっきから都はるみ」てことは、「懺悔の値打もない」もだっ
たのか。ちょっとまて、じゃあ「初恋の人」も「恋の奴隷」もか。(この頃12時24分位か)

トンネルの手前にトラック1台が止まり。バイクが1台転がり。靴が揃えてあって。レッカー車?
の上に前部のへこんだバイクが1台乗っていた。ようやく事故現場を過ぎた。すぐにトンネルに
入った。と思ったら。前方に車が1台もいない。亜空間に飛び込んだかも知れんか、行けども行
けども前に車がいない。「えっ~、前に車が1台もいないよ~」と言ったら。アリさんが「後ろ
にはいるよ」と言ったので、胸をなで下ろす。2号車はどうなんだろう。途中の連絡では4Km
位後ろだったはずなんだけど。(12時41分位か)


個人的には反対だが、初狩PAよりリニアの実験走行の
トンネルのようなものが見える


さっきの渋滞がウソのように快適に飛ばし、山梨県に入った時のは思わず拍手が出た(13時ち
ょっと前か)。合流予定の初狩PAに着く。(13時30分位か)腹へった。昼飯だ。男3人はアジ
コロ定食、社長はしょうが焼定食、Mりおは野菜炒め定食。アジフライ、コロッケどっちも揚
げたてほくほくだ、これで520円は安い。全部食えるかと思ったら、皆完食。アリさんはまだ食
い足りないようだ。糖質ダイエット中だというのに。土日はいいんだとひとりのたまわってい
る。1時間以上ゆっくりしたが2号車はまだ追いつかない。とりあえず先に行く事にする。(14
時50分位か)いい天気になって来た。遂に小渕沢に着いた。(15時40分くらいか)道の駅で休
むことにする。アリさんはさっそく足湯につかる。さくらが咲いている。うぐいすの声が聞え
る。あび太と話していると見た事がある車が目の前に来た。遂に2号車がやって来た。長かった
ね。おつかれさんでした。まあ、ゆっくりととはいかないか。2号車の報告を聞かないと。


小渕沢では桜が待っていた


こちら1号車ただいま報告終了。2号車どうでしょうか?いけますか?


すちゃらか・たまらん・うーたろう

2015年4月17日金曜日

すちゃら甲斐しゃいにんぐ いざ!

昨年9月に、るーぱん朋音ちゃんに招待されて、長野県原村「奏での森ファーム」で演奏した。メンバーは、オレ・うーちゃん・類ちゃんの3人に、朋音ちゃんがドラムを叩いてくれて、4人で20分くら演奏した。楽しい時間だった。で、演奏の何日か前に、山梨県に住む旧知のS原くまさんに「会いたいゼ」と連絡しておいたら、会場にやって来てくれて、何年ぶりかの再会をした。再会ってのは、ト―ゼンだけど再び会うってことだ。気の合う人や好きな人とまた会えたというのは、なかなかウレシイので、感動並びに感激のレベルに値する。
  ♪思っていれば 何時かは逢えるさ
これ「今夜ここにいて」という唄なんだが、今回の山梨ツァーで演奏することにした。
状況に合わせて選曲をするというのは、すちゃらかの得意とするパターンのひとつだ。

んで話を元に戻す。
演奏は終わり、その夜は原村に泊まったのだが、くまさんから「家においでよ」と誘いをいただき、次の日ノコノコとお邪魔しに行った。すると突然のすちゃらか乱入攻撃に、奥方チエちゃん・お嬢H穂ちゃんもオモテナシの反撃で、俺たちはウレシ涙を目いっぱい(?)流したのだった。いつの間にかご近所さんが集まり、くまさんから演奏の指令が出たんで、3曲ばかり歌ってあたたかい拍手をいだいた。
そして、「今度はちゃんと時間作って、聴かせてよ」
「では、いずれまた」と約束をして、S原家を後にしたのだった。
と、ここまでが回想シーンである。

その山梨ツァーが、いよいよ来週となった。
今回のツァーメンバーは、オレ・うーちゃん・類ちゃん。そして強力サポートにナビ―(G)が加わり、4人で突入する。
13日(月)にリハーサルを行い、演奏曲の確認をした。
用意した曲は16曲。
んでは、やってみっか!
ってんで、「WE ARE THE すちゃらかしゃいにんぐ」から始めてみた。
ナビ―は、たっぷり予習してきたようで、間奏にナビ―のギターをプラスしてみたのだが、きれいに入って、きれいに着地した。
「おぉ! いいじゃない!」
うーちゃんを見ると、顔でOK!を出していた。
「な~んの問題もありません!」
「ていうか、すんごく楽しいです」
どーれ・・・、それなら間奏は類ちゃんとナビ―のワカイヒトたちにおまかせして、あたしゃ歌に集中だ。


ほんだらオヤジジィズ&おとぼけヤングス

25日(土)の小淵沢ルーラルアイ二ティロッジは、60分1本勝負だ。
「街からの風 森からの風」というタイトルになっていて、俺たちの前に地元のゆめやあいこさんとKURI(KATSU & MIHO)の2組が演奏することになっている。
うん、楽しみだ。森からの風、吹かれてみるゼ。
店の周りは、牧場が点在し、店の造りもログキャビンっぽいので、気持ちよくカントリーナンバーがやれるだろう。類ちゃんのソロナンバーやコーラスも入るので、こちらも楽しみだ。ふふふ。

26日(日)はS原家にて、ご近所のなかよしさんたちを招いて、「くまのぱんやパーティー」が開催される。こちらは芝生の上で、ゆったりのんびりの45分野外2本勝負だ。
参加者はうまいモノを持ち寄るとのこと。
それと、くまさんがたっぷり腕を振るったメニュ―を考えてくれているようなので、唄なんか歌ってる場合じゃないんだけど、私も大人だ!パーティーとか世の中とかの仕組みはわかっている。シゴトを終えたら、たっぷり楽しませてもらおう!
気がかりは天気だけだ。
スーパー晴れ男&晴れ女大募集中だゼ。

さて、山梨ツァーリハはトントンと終わり、その後はツァースタッフも合流して「第一回甲斐路会議」となった。
まっ、いくつになってもビァ樽オヤジジィたちの会議は、「おやつは何を持っていくか」とか「自転車で行くと何時間かかるか」とか、そんなバカっ話でグダグダと酔いつぶれていくだけなんだけどネ。
つーことで、「春の甲斐路のバンド旅 うれし涙でひと声啼けば 酒も情けも深かった!」
すちゃらか劇場、乞うご期待!

《一富士ニた課 じゅんぼう》

2015年4月8日水曜日

ひとり花見は静かにかぎる

今年は4月1日に一人で花見をした。その前の日曜日にはかみさんと一緒だったが。1日は現場の都合でバイトは休みになり、一人で出かけた。ビールと酎ハイとつまみを仕込んでいつもの場所へ行った。日曜日に来た時はまだ花見には早いと思った人が多いようで、年配の夫婦やおかあさんと子供若いップルなどで静かだった。再度一人で来たときも、週の半ばの水曜日なのでとても静かで居心地がよかった。途中ちらっと雨が降ったけれど。ビールも酎ハイも1缶ずつで、2~3時間ぼんやりと楽しまてもらった。ちょっとぼや~っとして物思いしていたら、向かいの桜の枝が一本だけささっと揺れ花びらが下の善福寺川へ落ちた。ほろ酔い気分で思わず「なんだ来てたの?」と言ってみたけど、そん訳はないよな。


毎年いつもの場所


一体なにを思っていたのか、ほろ酔いで気分があっちこっち跳んでいた。村八のチャ―ボ―がおれたちは植物のように生きるんだと言ってたと、話してくれたシンナーにはまった小学校の時の同級生のことや、耳の手術した年には5~6回花見に来たよなとか、突然サンタナの曲がぐるぐる回ったりしたり。相変わらず連絡の取れない奴のことや、友部と一緒にやったよと話したら、へえっと言ったヒロシの嬉しそうな顔を思い出したり。

クリスマスイブの夜9時位に知らない携帯から電話がかかって来た。とりあえず電話に出て見たらキン子だった。「ウサ公、なんで電話つながらないんだよ」と言ったが、酔っ払って深夜に旦那と間違えて3回も電話してきたから、着信拒否したんだとは面倒くさくて言わなかった。Oに電話が回された。「今ヒロシの通夜やってんだよ。明日が告別式で、おまえ、まあ、来れたらこいよ」

Oは小学校中学校高校が同じだった、しかし組は一度も一緒になった事はなかった。中学では3年間剣道部で一緒だった。高校では音楽部で一緒でフォークソング同好会も一緒に始めた。弟のヒロシも小学校中学校は同じだったが高校はK高校へ行った。何故か知らないが一級下だったので小学生の時から知っていた。中学ではやはり剣道部で、高校の時は地域のサークルで一緒だった。それも兄貴が入っていたからだった。そのくらいまでは兄貴の後をついていた感じだった。ヒロシは高校を出てしばらくすると「俺家でるから」と言って大阪へ出てった。。すでに布団は鉄道貨物で送っていた。大阪では新聞配達をしながら、休みの日には京都のディスコへ出かけ、女の子を引っ掛けて遊んでいたらしい。ある時Oの家へ遊びに行ったらOは不在でかわりにヒロシが出て来た。「うさちゃん、チック コリヤって知ってる?」「いや、知らないけど」「ちょっと待ってて」と言って、ギターを取りに行き「リター トゥ フォーエバー」のテーマを弾きだした。いつも間にギター弾けるようになったんだろうと思いながら聴いた。曲は新鮮でいい感じだった。大阪にいた時はよくジャズ喫茶にも通っていたと言っていた。ある時はサタディナイトフィーバー」を5回も6回も見に行き、行きつけの喫茶店「バゥルー」でパーティをやっ時にはジョン トラボルタそっくりに踊った。


こんな時代もありました


ファミリーかつしかというタウン誌があった。その編集している人がページあげるから何か書かないか言ってくれた。わしとじゅんちゃんとOとで原稿を書いた。Oはすぐに飽きてしまい。ヒロシにふったらいいよと言って原稿を書いてくれた。最初の原稿だったとおもうけど、Chi - Litesのことを書いてきた。内容はほとんど忘れたが、石を遠くに投げたら地平の果てまで飛んで行って星になった、チャイラツ。そんな内容で終わっていたと思う。

きっとそんなことを思い出していたんだろうとおもう。おまえも星になったんだな。


すちゃらか・たまらん・うーたろう

2015年4月2日木曜日

厄年の転び方

  われはかぜとなりたや
  あのひとの
  うしろよりふき
  あのひとの
  まへにはだかる
  はつなつのかぜとなりたや
            『わが願ひ/川上澄生』

え~、春はぬくぬくとザワザワである。
冬のシンプルでキリリとした風景から、少しずつ色彩が増えていき、日いちにちとカラフルに辺りを変えていく。そして、雪解けがはじまり、渡り鳥とか桜前線とかキャンディーズとか新入生とかがやってきて、心はずむ景色へと季節はジワジワ進行していく。
陽の当たりは柔らかになり、風は緩やかになり、心は穏やかになる。ふと、ハミングしている自分に気づく・・・、ってのもこの時期ならではのことだ。
表通りには人垣、♪ウラララ・ラ・ウラ~ 今年も大瀧先生の授業が始まる。
そして、どんどん季節が進むと街行く女子たちの袖と裾が短くなり、肩が露わになり、さらにプールサイドや砂浜でぬぐぬぐのビキニスタイルとでもなりゃ、もうこうしちゃいられない状態となる! 
のだが・・・、ここでのテーマから逸れてしまうので、ここのところは残念ではあるが又の機会にする。


今年もありがとネ

おっほん、え~・・・、酒呑みは季節を選ばないという。
ん~てなこと、志ん生も枝雀も言ってた。
でも、ソレって年がら年中呑んでいるってことだろうって! ん~まぁいいや。
そんでも、花見とか祭りとかってあるとザワザワするし、その分酒はうまい。花見酒が最高! って呑ん兵衛もいるだろう。
花見を知らせる開花といえば、すちゃらかしゃいにんぐが開花し、結実されて今年で33年だ。
1982年に思いつきと成り行きと溢れる情熱とでバンドが立ち上がり、幾多の風雪に耐え、荒波を越え、そして泣き明かした夜をいくつも数えて今日ここまで来た。
33年と言えば、すちゃらかしゃいんぐが女だったら、ことしは厄年でないか。
・・・ということはここを乗り切ると、これからは女盛りを極めていく年齢になっていくっていくことだ!
愛しさと美しさと艶やかさと・・・そして悩ましさが混在して、成熟された女の美が内へ外へ有形無形となって表れる、そんな頃合いではないのか。
そんなじっくりいい女と、たとえば上目黒あたりの控えめな築5~6年ほどのアパートの2階の角部屋。
小奇麗に片づけられた風通しのいい窓辺。
空には三日月が浮かんでいる。
俺はソファーに体をあずけるとグラスを傾け、ワインを飲み干す。
仄かな香りが流れ、女が部屋に入ってくる。
月の光る音だけが二人を包む。
女がワインを注ぐ。女の手は細く、そしてわずかに震えている。
「君も飲めば・・・」
「いいえ、私はいいの」
「そんなこと云わずにお飲みよ」
「だって、すぐに酔っちゃうから・・・」
「そんな君も見てみたいんだ・・・今夜は・・・」
「えっ・・・」
と、500行ぐらいこの会話を続けていきたいのだが、ここでのテーマから逸れてしまうので、ここは残念ではあるが又の機会にする。

で、話が逸れ逸れだけど、そういうわけなんだ。
すちゃらかしゃいにんぐも、いい女にはなったが、寄る年波もきた。
同じ速度で走って来たけど、動力機関や周りの風景とかにズレが生じてきた。
調整が必要だ。
あちこちを点検しようと思う。
いいかげんで出たトコ勝負の俺たちだけど、音楽だけは真剣にやりたいんだ。
たった一つの道楽だから。


止まれ!


今月、4月25日(土)~26日(日)の山梨ツァーが、活動休止前最後の演奏になる。
メンバーは、オレ(V・G)うーちゃん(B)類ちゃん(Acc)そして、なび―がGで参加する。
肩の力を抜いて、ユカイにやってくるつもりだ。
二日間の報告は、この場所でたくさんの人たちがドサドサッとしていくだろうから、追いかけてみてくれ。
それが終われば、しばらくは何も考えずにボケーとするつもりだ。
まっ、やりたいことはいっぱいあるので、優先順位をつける作業から始めていくことにしようかね。


《のるかそる課 じゅんぼう》