2015年4月26帰京集合写真
2013年9月4日水曜日
灼熱の太陽の下で、自らの生死について考える
最近あび太の影が薄いなぁ、とお気付きの皆様。そう、わたくし死に掛けておりました。
今年になってから特に疲れ易く、何しても続きません。もともと、ヘタレで根性無しなので、
年のせいかなぁなどと思いつつ、酒の呑んでトボけておりました。七月初旬の炎天下の中、
○○○合衆国の設営しておりました。あまりの暑さに、おっさん達は小学生の様に、水掛
け合って過ごしました。しかし、暑さだけで無くなんか身体が変だ。だんだん腰も痛くて
歩け無くなってきた。仕事も金も無くなってきたので、部屋で寝て過ごそうと引きこもり
ました。灼熱の太陽が照りつける、エアコンの無い部屋。980円で買った頼り無い扇風機。
生温い風を浴びながら、冷や汗がダラダラ。ふと気が付くと、右の脇腹にこぶし大のシコリ
が有るじゃないですか。妊娠したかしら、パパは誰かしら?エイリアンでも居るのかしら?
イヤイヤうんこの塊かしら?などと妄想が膨らみます。うなされながら寝ていると、汚い
お爺さんの天使が現れました。おっ、お迎えか?それにしても、汚ねえなぁ。などと考えて
いたのか夢なのか?
2日後の深夜、現場へ向かう車の中、携帯が鳴りました。誰か死んだなと直感致しました。
妹からオヤジが亡くなったという知らせでした。わしのお迎えじゃ無かったのね。それから
しばらく、だらし無い喪主としていろいろ忙しかった。喪服も持って無いので、妹に買って
貰いました。トホホ。オヤジとは、いろいろ有りましたが、亡くなってしまえば、全て水に
流しましょう。それにしても腰が痛い。立っているのも苦しい。火葬場の火室を眺めている
と、思わず吸い込まれそう。次はわしの番か。まずい。まずい。
葬儀も無事終わり、翌日、メモリアルと自らの思いを込め、左手に刺青入れました。女子
に頭の悪い高校生みたいと言われました。トホホ。暑さと痛みのせいだぜ。no gods A no
masteres 古くから有るアナキスト達の合言葉です。意味を説明した、K子さんには、自力
で生きてくって漢字で書けと言われました。かっちょ悪いでしょ。引きこもって約ひと月。
そんなおバカな日々の中、痛過ぎて動けなくなってきた。ピストル向けられたあの日。
ナイフで刺されそうになったあの日。毒キノコに当たったあの日。バイクで転けたあの日。
バタンと扉を閉めて出て行ったあの子。辛い日々が頭の中でグルグル回っております。まず
い、この部屋で死ねない。ベナレスまで行かなくちゃ。あっ、電車賃無いぜ。何故か医者へ
行くという答えが出てきませんでした。どうすんべぇ。何にも考え付かないぜ。ウーン。
暑さから逃れる為、小銭を握りしめ、ファミレスのドリンクバーに行きました。ふらふら
で帰って来ると、部屋の前にY氏から封筒が。これで検査行ってくれと。
全身に電気が流れ、目が覚めました。そうだ医者に行こうと。午後5時を過ぎていましたが、
窓から見える吉祥寺○○病院に這って行きました。待合室の椅子に横たわっていると、
先生が直ぐレントゲン撮りましょうと。写真が出来上がると先生が、まずいですよ。
緊急入院です。がーん。なんとか明日からにして貰い、先生に描いてもらった、大腸の絵を
持ち一路のみ亭へ。あっ、そうだ。真面目なパンツ買わなくっちゃ。わたくし変態なもので普段、
ドクロとか蛇のビキニパンツなのよ。西友で地味なトランクス買いました。ヤダな。のみ亭で
先生の絵を見せると痩せて無いから、癌じゃ無いだろとワイワイガヤガヤ。そこへ、ベロベロ
のCちゃん登場。絵を見てすかさず、おっ大腸癌の絵じゃん。おいら詳しいんだぜ。がーん。
がーん。一発で診断くだりました。こうして、入院前日のわたくしは又々泥酔して行くのでした。
たまりゃん。
心に染みる一曲♬
草臥れて 村八分
作詞 柴田和志
作曲 柴田和志 山口冨士夫
「草臥れて」
歩いても 歩いても 果てどなく 果てどなく
握り締めた てのひらは 汗ばかり 汗ばかり
Oh Yeah
歩いては 立ち止まり 目を閉じて 振り返る
心に閉まった 宝は 寂しさばかり
Oh Yeah
歩いては 草臥れて 振り返る 草臥れて
握り締めた てのひらは 草臥れて 草臥れて
Oh Yeah
合掌 山口冨士夫様 素敵でした(泣)
守衛室 あび太
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あびちゃん我慢しちゃだめですよ。尿管結石のときみたいにさ!体大切にして下さいね。
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