1985年の冬に「STREET JUMP」という12曲入りのカセットテープを作った。
暮れから正月休みを使って、のみ亭で録音した。
その頃のメンバー編成は、なべいち/F,Mandlinとマイケル/5st Banjo・Washbordが加わって
いて、5人バンドだった。
「Broken・Two・Clocks」のKばしくんとこんちゃんに応援を頼み、全曲一発録りの気兼ねも遠慮
も緊張もない、普段着のノリで仕上げた楽しい作業だった。
ついこの間のようだが、もうかれこれ29年前だ。
タイトルは誰がつけたんだろうか?
外部の人ではないと思う。
俺か? うーちゃんか? やっちゃんか? まさか、なべいちか? んにゃ~マイケルッ~?
あの頃、みんな若かった。酔っぱらっては深夜の街で飛び跳ねていた。
計算して生きていくって人生が出来なくて、不安みたいのと諦めみたいのが混合し、最終的に
はバカ頭では対処できなくて、行き着くところ自棄になって、呑んで飛び跳ねてるだけだった。
ん~昔むかしだ。
収録曲は、
1.サマー タイム ジャンプ
2.サイバイサ
3.アラバマ レイルロード ブルース
4.ラスト カウボーイ ソング
5.メリーの手紙
6.ビア樽ワルツ
7.バック ストリート ジャグバンド ショー
8.オン ザ サニーサイド オブ ザ ストリート
9.マンドリンマン
10.ハーバー ナイト
11.ディキシーでいこう
12.ノベンバー ブルース
となっていた。
今でも演奏する曲もあれば、時々やる曲、そしてめったにやらない曲などバラバラだ。
しかし、タイトルにカタカナが多いな。
通り跳ね! |
ゴーカ解説書付きなのだ |
「STREET JUMP」は、定価をつけて250本くらい売れた・・・と思う。
あんまり不確かなことを書くとみんなから突っ込まれるんで、これ以上は書かないが、付き合
いと押し売りとイキオイで、みんな買ってくれた。
そして、買ってくれた友人たちから「子どもに聴かせると喜んだ。」とか、
何年か経って、「子どもが小さい時に、よくかけていた曲のひとつだった。」とか聞かされた。
子どもの曲選びとか、リズムとかって大人とは確実に違う独特なモノがあるよね。
俺たちは、そんな友人たちの話を聞いて、ニヤニヤにっこりしたもんだった。
その子供たちも、今は父になり母になりで、親子連れでいるのを見たり聞いたりするとビックリ
する。
・・・けどね。まぁ、30年近くも過ぎたんだから当り前、そして俺たちがジジイ化するのも当然っち
ゃ当然の話なんだけどね。
1月8日(水)に吉祥寺のMANDA-LA2で行われた「今宵愛すべき馬鹿に乾杯」に出演した夜の
ことは、前々回にやっちゃんが報告した。
ここからは、ちょいとヒミツのお話。
共演バンドのコイチーズの北澤こういちさんが、ライブの終わったあと俺に話してくれた。
昔、森下クマって人と「クマさんキタさん」というバンドをやってたそうだ。
それで、クマさんが「ラスト カゥボーイ ソング」を気に入っていてくれて、「クマさんキタさん」
で歌ったことがあるって話してくれたんだ。
「うっはっー!!」
「ほ~んとなの?」
あまりにも不意を突かれたんで、俺はビックリさ!
俺のへっぽこ唄が、何処かで誰かの人生の中の一日に使われたってことは・・・・・・、ちょっと照れ
くさいが、しみじみうれしい。
唄は見えないが、さまざまな形になる。
俺の唄の一行、一フレーズを切り取り、吸い取ってくれた人がいたというドキュメント!
あの時あの場所で歌った唄が、ここにつながるのかぁ・・・・・・。
作詞作曲した唄を持っているものだけしか味わえない、極上の幸せ感。
神様も時々、粋なプレゼントをしてくれる。
すちゃらか+こういちさん&朋音ちゃん Photo by Benchan |
《営業2課 じゅんぼう》
お知らせ
2014年1月2月すちゃらか予定です。
1月26日(日)
すちゃらか・じゅんぼう (日川淳一) ソロライブ
場所 のみ亭 時間 19時~ 投げ銭
バンドでは聞いた事のない歌がたくさん聞けるかもしれないよ。
みんなおいでなさい。
2月9日(日)
浅草フォークジャンボリー
岡大介の浅草月一「アミューズミュージアム」ライブ四周年記念
出演 岡大介 バロン すちゃらかしゃいにんぐ
場所 浅草「アミューズミュージアム」
開場 15時30分 開演 16時 予約 2500円 当日 3000円
予約・問い合わせ 03-5806-1181 AMUSE MUSEUM
すちゃらかは最初に岡君が2曲歌った後すぐだから遅れないようにきてね。
のみ亭にあるちらし持参で予約料金になるよ。
昼間のすちゃらかはめったに見られないよ。
今回はなんと類ちゃんが手伝ってくれます。みんなでおさそいあわせのうえきてね。
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