2015年4月26帰京集合写真

2015年4月26帰京集合写真
22015年4月25日~26日山梨県にツアーに行きました。26日東京へ帰る前にまだ居残った皆で集合写真 photo by Arisan

2014年8月26日火曜日

トリオ スチャラカ ライン作戦練習風景

今度の8月30日(土)に行われる、すちゃらか+類ちゃんライブの練習をした。
作戦名から、あぁ、トリオスカイラインのもじりね、と解る人は、
同年代以上のお方ですね。
8月22日(金)、普段、すちゃらか練習は日曜日にするのだが、
今回は類ちゃんの都合で金曜日になった。
新宿から中央線快速に乗れば良かったのに、
いつもの日曜と勘違いして、総武線普通列車に乗って、
西荻にやってきたじゅんちゃんが最後に登場。
皆、類ちゃんに会うのは、3月16日(日)の、のみ亭ライブ以来なので、
しばし歓談。

類ちゃんが合わせたことのない曲から練習は始まる。
類ちゃんが合わせたことないってことは、皆さんも聴いたことない、
あるいは、このメンバーでやるのを聴いたことない曲です。
30日の楽しみのために、曲名は伏せます。
解る人には解るように書くので想像してみてネ。

まずは、前作品のカセットテープにも収録されてた、ジャズのスタンダード。
1930年の、目玉焼きみたいな曲。アコ入るといいなぁ、ステキ、類ちゃん。
そして、多田葉子ちゃんもよく唄ってる歌。
類ちゃんのアラビックフレーズのイントロから始めることにした、
火事で焼けた牛の〇〇〇〇の歌?。
次に、日本を代表する詩人の詞にじゅんちゃんが曲を付けた、
ラジヲから流れるジャズの歌。うーん、類ちゃん、ジャジーアコルデオン、良かち。
ほんで、類ちゃんのイントロでおフランスに連れて行かれちゃう、
オラが唄う歌。
あと、何曲かやって休憩。

休憩のビールは、100円ローソンの北海道フェアで売ってた、
サッポロクラシック。うーん、Um(ウーマイナー)!。最高!。

後半は、昔やったことある記憶があるが、さらに登場女子名の増えた、
ひとり寂しい高速道路から始め、普段やってる曲のおさらいをしていく。
最後に問題曲をおさらいして、4時過ぎに練習は終了。

つらい練習の後は楽しい反省会が待ってるぜ、ってな訳で、
うーん、この時間だと、「Y老の瀧」かなぁ、
「W田屋」って選択肢もあったけど、5時からだからな。


いつもの作戦会議     photo by 店員さん

ハムカツです    photo by Junbow

岡先生に直伝の水割り  photo by Junbow


さっさと「Y老の瀧」に移動を終えて、「生ビール3つ、あと玉露入り緑茶」。
「はい、お疲れ様でした、カンパーイ」。
突き出しの、肉団子と玉ネギをつまんでると、
「生ビールの方は、クジを引いて下さい」と店の人に云われて、
それぞれ引いて、オラ1円玉でこすると、当たってた。
極ゼロ350ml、大当たりぃ。
「茄子一本漬け」「チジミ」「ハムカツ」「新サンマ刺身」など注文して、
杯を重ね、芋焼酎のボトルをキープ。
・・・・・と、じゅんちゃんの携帯にメールが。
「すちゃらかの反省会に参加させてください、今から向かいます」、
という訳で、2人目の可愛い子ちゃん、Mぎちゃん登場。「カンパーイ」。
ここで、オラが1円玉を渡し、Mぎちゃんもクジを引いてこする。
見事、大当たりぃ。オラ、Mぎちゃんのハーレムチーム?、当たり独占。すげ!。

Mぎちゃんは、小金井へ。すちゃらかメンバーはのみ亭でさらに飲む。
すると、3人目の可愛い子ちゃん、ちE姉がやって来た。
「ちEちゃん、相変わらず可愛いね」などとじゅんちゃん。
そこにさらにうーちゃんも乱入して、「可愛いぃ」の背比べが始まる。
夜は、少しアッパー気味に駆け抜け、
すちゃらかに更けていったのでした。
30日をお楽しみに!。

開閉商事営業3課 やっちゃん


「2014、お!な姫たち③」
   ・小島麻由美-渚にて
   ・moto-ほうき星
   ・大野まどか-夢の中の冬、窓の外の夢
   ・日食なつこ-瞼瞼
 姫じゃないけど、お気に入り
   ・踊ってばかりの国-踊ってばかりの国

日食なつこ-瞼瞼

PS  すちゃらかしゃいにんぐ&竹廣類『スターダストラブ』を、YouTubeにUPしてくれた和久井くんが株式会社マガジンハウスmagazineworld.jp の POPEYEポパイ 「Blog for City Boy」に紹介されて
います。
ぜひ、一読を。㋳

Blog for City Boy 第20回 和久井幸一(25)大学生/映像作家http://blog.magazineworld.jp/popeyeblog/27585/

2014年8月20日水曜日

世界は馬鹿で出来てる エピソード4

ハードボイルドに!

♫花を召ませ 召ませ花を


鉛色に塗りつぶした空の下。空襲の爪痕も痛々しい街の中に「東京の花売り娘」の歌が流れる。
映画ー麻雀放浪記のオープニング

俺は国電がガタゴト走るガード脇のエレベーターの無い5階建ての雑居ビルで電話番の日々だった。入口には××労働問題研究所の文字。なに実態はヘルメットが転がり、ビラが散乱する××の事務所だ。昼間かかってくる電話は「てめーら殺すぞ。ガチャ」「今度何やんですか?」ってマス
コミを装った警察ばかり。激安の専従費しか出なっかたので、俺はパチンコ、麻雀、日払いの印
刷所のバイトでしのいでいた。昼飯は近所に在る民生食堂で150円の定食を良く食べていた。
4階に在る××経済調査会(総会屋)の扉の横にには、いつも店屋もんの器が置いてあった。羨
ましかった。ガサ入れの次の日、階段を降りてくと4階の扉が空いた。オールバックのいかつい男
が立って居た。「兄ちゃん達も大変だな。飯でも食ってけよ」と。おっ「ありがとうございます」と俺は中に入って行った。同じ間取りとは思えない豪華なつくり。絨毯の上にソファーセット。壁には代紋
と会長の写真が飾ってある。特上の鰻丼が置いてあった。「気にすんなよ。一人こないんだよ」
食いながらいろんな話をした。「お前らカンパで食ってるだろ。それじゃ駄目なんだよ。各グループが自立しなくちゃ。俺たちも看板じゃ食えね。看板は最後よ。シノギはここよ(頭を指す)」フムフム。おっしゃる通りです。頷く俺。


本物のろくでなし、あんたに惚れた


部屋の隅に麻雀卓が在るのに気が付いた。「軽くやるか?」「はい」その頃、麻雀放浪記を観て
その気に成っていた俺は新宿や神田の雀荘でサラリーマン相手に打っていて、少しは腕に自信が
有った。×××相手に2時間ほど卓を囲んだ。全自動台だったので詰め込みの心配をもせずに、
ひたすら振込まない様に相手の捨て牌に集中した。だが上がらなければ勝てないのが麻雀だ。俺
は最後の親にかけた。ダマテンの安い手で連チャン狙いだ。何か言われるかと思い背中がびっし
ょり汗をかいていた。かろうじて、トップ確保。ウマが高かったので、5万円ほど札が積まれた。
「兄ちゃんよ。なかなか筋が良いな。俺の知り合いがやってるレートの高い雀荘行けよ」と住所が
書かれたメモを投げてよこした。俺はうなずいて、札とメモをポケットにねじ込んで外に出た。
映画(麻雀放浪記)みたいな展開だな。あと必要なのは、俺を大人の男にしてくれる年上のお姉
さんだ。映画ではオックスクラブのママ、八代ゆき(加賀まりこ)だ。北風の吹く中、革ジャン
の襟を立てて俺は新宿に向かった。


加賀まりこ♡お姉様


新宿三丁目に在る馴染みのBARに降りていった。扉を開けるとお目当てのお姉様がいた。一回り
上の36才人妻。アパレル関係らしい。細い目、尖った顎。ハッキリしたキツイ性格。その上貧乳。ど真ん中だ。いつも素敵な服をきて濃いメイク。会うたびにドキドキしていた。お姉様は大人の店、イタリアンやフレンチレストラン、ホテルニユーグランドのBARなどに連れて行ってくれて、マナーや好きなフランス文学などを丁寧に話してくれた。「あら、あび太くん。今日はなんかお金持ってる感じ」「はい。今日は任せてください」「じゃあ朝までね」ドキドキバクバク。俺のマグナムは‥‥(おっとハードボイルドに)程よく酒が回ってきた。お姉様は潤んだ瞳で「泊まろうか?でも不潔なラブホテルとか嫌よ」俺はkoプラザホテルに予約の電話を入れた。部屋に入るとお姉様はソファーに座り「素敵な夜景よ」呟いた。この時育ちの良い俺は、お袋が「何処かに泊まる時は、火事やなんやらに備えて、脱いだ服はキチンとたたむのよ」という言葉を思い出した。革ジャン、シャツ、靴下、ジーパン脱ぐ度にキチンとたたんでいた。すると突然お姉様が「若いのになにやってんのよ。飛びかかって来なさいよ」と叫びながら俺をベットに押し倒した‥‥‥


おい、家の権利書出せ。あんた‥‥

俺は麻雀の種銭を作るため、少し真面目に働いた。20万円程貯めてメモに書いて有る住所を訪
ねた。工業地帯に在る古びたビルだった。チヤイムを押して○○さんの紹介ですと言うと扉が開いた。煙草の煙が充満する中に、雀卓が6台置いて有り普通の雀荘みたいだった。ただし客は商店主、中小企業の社長、スジモンという感じの人ばかり。まさに賭場という雰囲気。しばらく見してからレートの安そうな卓に参加する。スピードが違う。早すぎる。考える暇が無い。朝まで打ってなんとかプラマイゼロ路線で助かった。帰りの東横線の中でもう辞めようと思った。

しかし暫くすると緊張感が忘れられず又訪ねてしまった。種銭は30万円。順調に推移し夜中には50万円程に成っていた。調子にのってレート上げようと言う声に簡単に同意してしまった。ツキなのか実力なのかここから転げ落ちあっと言う間にスッテンテンだ。金が無いので抜けると言うと、店員が貸しますよと言う。トイチ(10日で1割の利子。元金は減らない)ですが。結局朝までやって30万円の負け。全部やばい借金だ。映画の通りだ。途方にくれた俺は横浜駅で降りてお姉様に電話した。喫茶店で俺は事情を話して借金を申し込んだ。「分かったわ。半分出して上げる。でもこれっきりね。このお金で借金返すかもう一度麻雀に注ぎ込むか、よく考えてね。かっこいい男に成るのよあび太君」‥‥‥‥‥‥‥‥

その後、俺は金をかき集め36万円無事返済した。ただ、かっこいい男とは、どっちだったのだ
ろう?今でも分からん。


♡シビれるお言葉♡

ドサ健=鹿賀丈史
うるせい!
おまえ達みたいに真面目に
仕事して何になる。

おまえ達に出来ることは「長生き」だけだ!

by ドサ健


長生きさへ出来なそうな、あび太。

2014年8月15日金曜日

教会の鐘の音はうそっぱちなのさ

歌う場、あるいは演奏する場というのは、好条件なのがよろしい。
当然的で当り前だ。
いい気持ちで歌って、いい気持ちで聴いてもらうのが一番。
理想的到達点という言葉をこの場合に使ってしまおう。
では、悪条件な場とはどこだろう?
それは音楽を聴きたくない人々でいっぱいの場所だ。
「やめろー!」の怒号、あるいは野次。阿鼻とか叫喚とか収拾不可とかの場・・・
でなければ、聴く気が100%無い人で溢れた場所だ。
そんな場で歌うのは、心底シンドイ・・・・・・コイツも当り前。
で、本日はそんなトコから真逆のシチュエーション。
めでたい中のめでたい! ♪二人のために世界はあるの~の「場」。
縁結ばれ婚礼祝言の会場である。
人生においても、理想的到達日。
♪君といつまでも~師走だなぁ~とか、♪瀬戸わんや~日暮れてんや~などが歌われ、皆さん
ハレの日モードでテンションは高く、呑めや歌えや騒げや騒げ、見てやるぞー聴いてやるぞー! 
と誠にいい空気。
そんなすちゃらかライブ回想録第五話=結婚披露宴ライブをひとまとめで、振り返ってみたい。
では、「云いたかないけど、メンドウみたよ~~~」

『シロ―Sのぶ 披露宴ライブ』 1985年 新宿/リバティベル
すちゃらかしゃいにんぐ初のブライダルライブは、シロ―とSのぶの披露宴パーティーだった。
新宿のライブハウス「リバティベル」を借り切った会場に乗り込んだすちゃらかしゃいにんぐは、
5人のメンバー。
「オレ・やっちゃん・うーちゃん・なべいち・マイケル」
K西H之の司会進行で、全体的にヤケクソ気味ペースで進んでいく。のみ亭創生期の鯨飲闘士
大集結による幸福分配的夜会であった。
●この日の演奏曲●
1.SUMMERTIME JUMP
2.サイバイサ
3.BACKSTREET JUGBAND SHOW
4.温泉旅行
5.メリーの手紙
6.キャピ― ギャル
7.恋のシーソーゲーム
8.COWPOKE
9.マンドリンマン
10.ラスト カゥボーイ ソング
11.ハーバーナイト
12.ディキシーでいこう

『マイケルTよちゃん 結婚パーティー』 1989年 心斎橋/スターシップ
もーしわけないが、この日の結婚パーティーでの演奏曲はほとんど覚えてない。
主役マイケルとTよちゃんの姿は残っている。
で、その他に一つだけ記憶に残っているものがある。
パーティー会場からの帰り道で、いい気分になった俺は、モーレツに歌いたくなってしまった。
夕暮れの戎橋あたりでギターケースを開け、座り込み歌い始めた。
メンバーも大阪のみんなもワイワイ騒ぎながら、歌っていた。誰かが傘を開き、逆向きにして道路に置いた。20分くらい歌っただろうか。楽器を片づけてから、中を見ると小銭が何枚か入っていた。
●この日の演奏曲は???不明。


やっちゃん・ありこ・オレ・なべいち・うーちゃん

『S-ちゃんY―子ちゃん 合体記念集会』 1990年 西荻窪/満月洞
記念すべきS―&Y―子の披露宴は「合体記念集会」というタイトルで、強硬な意思表示を持つ者たちが集結した。
すちゃらかしゃいにんぐとしても、ここは正装をもって臨まねばならぬとの総意で、いつものリゾーティースタイルからキリリと締めたフォーマルウェアで揃えた。演奏にも身が入るというものだ。
この頃から、すちゃらかのライブに「則本浩/のり」が参加していくようになる。
またどういう経路からかH村のおっさんも加わっていた。
●この日の演奏曲は???不明。


新婦Y―子・やっちゃん・オレ・うーちゃん・H村・のり

『TかしSの ウェディングパーティー』 1990年 天王寺/ポテト
当日の昼、やっちゃんと待ち合わせの東京駅新幹線ホームに行くと、やっちゃんの傍らにおなごが一人いた。
名前は「ウサリン」。やっちゃんが、前夜、呑み屋で拾ってきたと紹介された。フィドルを弾くそうだ。まぁこれも成り行きだろうと三人で座席を囲み、ビールで本日のバンド結成を祝った。
大阪で合流するうーちゃん・なべいち・マイケルの驚く顔が浮かんでくる。へへへっ。
そしてその夜、天王寺「ポテト」での披露宴パーティー。TかしとSのの友だちでいっぱいになった。二人の人柄と付き合いの広さから、これはオドロカナイ。
で、すちゃらかの祝福ライブとなり、初見で合わせた「ウサリン」のフィドルは大したもんだった。スケルトンのフィドルから出る音はタダモンじゃなかった。あちこちでこんなセッションをやってるナ? ってぐらいオシ上手ヒキ上手だった。
あんど、酒の呑み方も酔い方も大したもんだった。
●この日の演奏曲は???不明。

『Y-さんEっちゃん 結婚パーティー』 1992年 西荻窪/満月洞
Y-さんEっちゃんが岐阜県郡上八幡の古式ゆかしい神社で祝言を挙げ、帰京してから報告と披露を満月洞でおこなった。
すちゃらかしゃいにんぐも日頃お世話になっている二人のため、ご祝儀ソングを演奏した。
Y-さんの緊張ぶりからの酔っ払いぶりが印象的で、恙なく大騒ぎで楽しいパーティーだった。
●この日の演奏曲は???不明。

『AびとK子のWEDDING PARTY』 1992年 西荻窪/満月洞
演奏メンバーは、「淳・康・宇」の他、アコーディオン「シノ」、パーカッションとサックスで「のり」、ボーカルで「バジ」。そして、ひのこBANDの「たーぼー」「ねこ」がサポートしてくれた。
午後の満月洞、アンニュイで退廃的幸福感に包まれた二人の横で、すちゃらかの演奏は漂流していく。どこへ行くの私たち・・・
●この日の演奏曲●
1.上を向いて歩こう
2.恋のバカンス
3.LOVEPORSION,NO9
4.HAPPY BIRTHDAY 16
5.COTTON FIELS


新郎・のり・新婦・シノ・たーぼー・オレ・ねこ
ビデオテープより転写

『シロ―Tあき 披露宴ライブ』 1992年 吉祥寺/KUUKUU
よくばり屋シロ―のためにではなく、ただただTあきちゃんのため、昼下がりの吉祥寺にやって来たすちゃらかしゃいにんぐ。
メンバーは、「淳・康・宇・の・バ」の5人。
なかなかフシギな店内(エスニックっていうの? 辺境的っていうの?)で、いい気分のまま演奏した。
シロ―・・・、楽器を取り上げられたら、あとは呑むしかない俺たちをいつも見捨てずに気にかけていてくれて、ありがとう。
君の笑顔は忘れない。
*シロ―=古谷純一は2009年に亡くなった。
●この日の演奏曲は???不明。

『Hじやん&Mぽりん 婚礼祝賀演奏会』 2006年 吉祥寺/ノロ
HじやんとMぽりんの婚礼祝賀演奏会も楽しい夜だった。
Aびの進行で賑々しく進められたパーティーは、たくさんの参加者とにぎやかな演奏者で溢れていた。
そういうコトなら、すちゃらかもトコトン楽しんじゃおう!と、U佐見Y美・A川M里・S岡M来の女性三名による、最初は「ビューティフル シンガーズ」だけど、最後は「ビァ樽シンガーズ」に変名するバックコーラスと、しばらくぶりの「のり」にパーカッションでの景気づけを頼み、7人で3曲演奏した。とても愉快で、気分のいい婚礼祝賀演奏だった。
後日、Hじやんからお礼の手紙と写真とDVDが届き、嬉しさが持続するライブになった。
そして4年後の夏、「のり」は病いと闘った結果、夏空の向こうに旅立ち、結果的にこのライブが「のり」との最後の演奏になってしまった・・・。
「のり」・・・
HじやんとMぽりんとすちゃらかと、たくさんのみんながお前のこと好きだったよ。
●この日の演奏曲●
1.MY BLUE HEAVEN
2.ビァ樽ワルツ
3.サイフはからっぽ


ビァ樽シンガーズ・うーちゃんの左手・オレ・やっちゃん・のり

Y美嬢・うーちゃんの左手・オレ・やっちゃん・のり


・・・と、まぁこんなぐあいで幸せの門出に参加し、お祝いをしてきた。
どの披露宴ライブでも、新郎・・・は、さておき新婦が「いいの?」ってくらいに騒いでくれているのが俺たちへのお祝い返しとなっていたなぁ・・・。
ここに幸あり青い空のお二人には、幾久しく仲睦まじく日々をコトホイデほしいと願うものだが、人生は山あり谷あり展望台ありだ。
かなわぬ流れと、かかわれぬ事情とがある。
夫婦のことは夫婦にしかわからない。
ひとりも人生、ふたりも人生だ。
幸せは歩いて来ない。
だが、悲しみは駆け足でやってくる。
いいじゃないの幸せならば。
そらみんなで手を叩こう!ってね。

《営業2課 じゅんぼう》

2014年8月10日日曜日

かもちゃんとうーたろうくんのたのしいスワローズ応援記

アビ達がヤクルトー広島3連戦に行くって聞いたのは7月の初めころだったかな?
老人力がしっかり付いてしまっていつのことか忘れてしまった。神宮なら行っても良い感じがした
けど、広島側だとちょっと引っかかりがあるんだよね。どうしようかと考えていたら、アビからメール「かもちゃんがうーたろうと神宮行きたいと言っている。でもメールが送れないのでどうしようといっている」「SMSにすれば」そしたらかもちゃんからメールが来た。「うーちゃんと一緒にヤクルトを応援したい。自分が行って負けた事がない」
「了解。行きましょう」

「すちゃらか前夜」でも書いたが、縁あって神宮外苑の「紅茶とハンバーガーの美味しい店」で
昔働いていた。一塁側スタンド下にカレーライスの売店を出していた。巨人戦でも時間があると
バックネット裏で戦況を観察していた私だった。


つば九郎ひさしぶりだぜ

初めて神宮球場に行った時が何時頃かわからないけど、外野が芝生だった時に行ったのは憶えて
いる。でもどことどこの対戦だったかは憶えていない。一緒に行った友達が「後ろ見てみろよ」
と、言ったので見てみると大学生くらいの男女がいちゃついていて、スカートも乱れていて、
見上げたこっちが恥ずかしかった。


昔は外野は芝生だった


大分経ってから、なみちゃんと一緒に内野席に行った。もう秋になっていたと思う。観客の少ない
席に二人並んでビールを飲みながら応援していた。そこへ岡田団長登場。一緒になって応援した。
岡田団長がシ―っと言って、ボードを見せた「合図をしたらわーっと言って投手をビビらせよう」
せえのってんでみんなでわーっとやったがびびらなかった。


いまはなき岡田団長

かもちゃんとは何年か前にかみさんとMッキーと4人で神宮へ応援に来た。かもちゃん曰く、俺が行った時は勝つ。実際勝ったが、かもちゃんは焼き鳥のくしを歯茎に出して血を出してしまった。そ
れでもわが軍は勝った。わしは古田のおかんをよそおって「あっちゃん、ここまで打ってえ」と、
言ったが見抜かれてボールは飛んで来なかった。


明日は久しぶりの神宮という、前日の22日に明日はビールが半額といっても、そうそうビールばかり飲んではいられまいと、とりあえずペットボトルに麦焼酎の半割りを作って冷蔵庫へ入れる。きっと明日には美味しくなっているだろう。後は生の焼酎も仕込んでおこうとこれは350のペットボトルに入れておく。

6時待ち合わせ、信濃町駅近所の最近の事情がわからないので、現場の田端駅近くのローソンで
助六弁当、グリルドチキン、メンチカツを買う。氷は売ってなかった。信濃町駅近くのコンビニ
で氷を入手、これで万全。よっしゃあ行くぞう。気合いを入れて慶應病院前の横断歩道を渡る。
神宮のプロは歩道橋を通らずこっちから行く。人が少なくて上り下りがなくて歩きやすい。

球場が見えてきたら大分にウキウキしてきた。ちょっとビール飲んじゃおうかとバッティング
センター先で缶ビールを買って飲み始める。信号を渡るといかにも球場の前という騒がしさ。
するとなにか言っている「本日のチケットはC指定席を残して完売となりました」なんだとお。
携帯を出してみて見ると不在着信2件メール1件どちらもかもちゃんから来ている。折り返し電話
しようとすると目の前にいた。
「C指定しかないんだって。どうする?うーちゃん。」
「C指定っていくらなん?」
「四千円」
「ひえ~。(声が出ない)」
「四千円あったら、けっこうのめちゃうよなあ」
「やめとこか」
「じゃあ、自動販売機で缶ビールでも買って飲もう」
「かもちゃんトリどう?あと太巻きとお稲荷さんも。焼酎もあるからね」

「あああ、ヤクルト側なら券が余っているかと思ったのに」
「あれだよ、あれ。赤いのであっちに入れないやつがこっちに入ってるんだよきっと」
球場に入れなくて気落ちした二人は草野球球場のそばで缶ビールを飲み始めました。
「アビにメールしとくか」
すると、突然球場内で大騒ぎ。かもちゃんが早速スマホでチェック。
「バレンティンの犠牲フライで1点とった」
「バレンティン帰ってきたん」
「今日から戻ったみたい。畠山はまだだけど」
「なら、ライアン小川も戻って来たし。反抗開始だね」
と、すぐにさっきより大きな声援。
「ああ。広島がホームラン打って同点になった」
「まだ2回だから」
なんだかんだ言いながら。ビール飲んで焼酎飲んで、場内の歓声に耳を向けながら過ごして
いると、5回になって、花火が上がった。花火は草野球場から打ちあげるので、わしらは真下
から見上げる格好になった。いやあいいですねえ。花火を真下から見るなんてめったにないよ。
これで野球も見る事が出来たらさいこうなんだけどなあ。


帰って来たライアン


バレンティンかっ飛ばせ


5回過ぎくらいから球場まで来たんだけど、一杯だから帰ると言う人が結構いる。ほとんどが
ヤクルトファンみたいだ。何とか入りたいねと言いながら、外飲みは続いている。
ベンチの向かいに男の人が二人座った。かもちゃんが話しかけたらヤクルトの応援に来たけど
一杯で入れなくてちょっとビールでも飲んでという事だった。アビからのメールがあり8回位
からならもう出入り自由なんじゃない。かもちゃんはそろそろ安く券売ってるんじゃない。
向かいの二人は出てくる人に半券をもらえばそれで入れると思うけどと教えてくれる。
「そろそろ8回だから行ってみようか?」
腰をあげて球場へ向かう。向かいの二人はバッティングセンターへ行くからと別れた。

なんとか○○で二人して外野席に入った。
いやあ、やはり外より明るい、ふつふつと血沸き肉踊る。これぞ野球観戦のだいご味。
アビに二人入ったと連絡し写真も送る。
6回にバレンティンがソロホームランを打って勝ち越していたので、かもちゃん伝説は生きて
いたのかと思っていたら、9回表に〇がバーネットからホームランを打って同点にされた。
10回満塁にしたが得点できず。11回に久古が打たれてしまった。わしらが頑張って久古を応援
したのだけど力が及ばなかった。11回裏ライトへの大飛球があり入ったら同点。かもちゃんは
入ったんじゃないと喜んだが、わしはしっかりと右翼手のグローブに入る打球を見てしまった。
試合終了。

神宮球場観戦漫画   画/かもちゃん


「残念だったね。」
「でも、表で飲んで花火見て中でも試合を見て結構楽しかったね」
「これで勝ってたらなあ」


開閉商事 大道具担当 かもちゃん +営業一課 うーたろう