2015年4月26帰京集合写真

2015年4月26帰京集合写真
22015年4月25日~26日山梨県にツアーに行きました。26日東京へ帰る前にまだ居残った皆で集合写真 photo by Arisan

2012年7月31日火曜日

『待ってろよ! 明石焼き作戦』

もう 私の心は関東にない。
ではどこに?
そ・そ・そこは関西。
何をしても、何を見ても、関西に結び付いてしまう。
すでに関西モードタップリの私アンド私たち。
そう 今週末は関西ライブに出発する
すちゃらかしゃいにんぐなのです。


私たちは見た目や形から入るカッコ満点ナカミ零点のうわべ系バンドであるから、
旅のアイテムには細心の注意をはらう。
とりわけ、おやつの仕込みは最重要課題だ。
慎重、且つ柔軟な選択をしたい。
ここで旅の明暗、さらにはライブの結果が左右されるといってもいいだろう。
そんな「旅の可愛い奴らラインナップ」(今回は車による移動なのでアルコール系=つまりおつまみ類はカットです)から。


まず、酢昆布ははずせない一品だ。そう、これは必携。
先発で7回までは任せられる実力派だ。君のいない旅路はつらくみじめだ。
それから、クッピーラムネ。これも当確だな。珠玉という言葉を君に捧げよう。
上原ゆかりとともに私の宝物のマーブルチョコレートも、忘れると痛い目にあうだろう。
さて、それからだが……、梅ジャム関連を導入してヒネリを効かすか、
英字ビスケットでさりげなく語学力をアピールするか、
バッカスチョコとカルミンとココアシガレット問題はどーする?
必殺の冷凍ミカンは???
わぉ! フツーに悩み抜いてしまう!
しかし おまえはいったい何をしに行くのだ。
ふふふ 私は目先の幸せに飛びつきやすいのだ。


頼んだゾ!
おやつなやつら!


















と、いうわけで4日(土)は京都、5日(日)は大阪でライブ。
向こうではすちゃらかしゃいにんぐの80年代を支えた初期のメンバーと合流し、一緒に演奏する予定になっている。
なべいち・マイケル・志乃ちゃん・孝。
待ってておくれ!
それから それから もう幾年見てない、逢ってない、喰ってない、
蠱惑の球体 明石焼き!
待ってろよ! 食い倒れてやるからな!!!

《営業二課 じゅんぼう》

2012年7月23日月曜日

開閉商事総務部 阿鼻子の給湯室便り その1

暑いわあ、暑いわあ。あたいは、所沢の工場でパートを終えて、灼熱の畑の中を、
のみ亭に向かってるの。スチャラカのライブの夜は、あたいが臨時ママなのよ。
お気に入りの七色のTバックの敗北下着も、心なしいつもよりくいこむわあ。
けちけち弱冷房のJR野車内は、山帰りのおばはん達の喧噪にうんざりだわあ。
ここは、ピストルズ聞いて、心穏やかにせねば。うっふん、シド様♡。
股で風きって、のみ亭に到着。
あら、スチャラカ3人+くーちゃん、真面目に練習してるわあ。どうしたのかしらん、この人達。
最近、練習量が多く真面目なのよ。呑みながらやってるけど。バンドのピークを自分達の人生
の終盤に持ってくるなんて、素晴しいマネージメントね。蟻とキリギリスの話かしら。
ライブの日は、演奏が始まる前と途中休憩の時が、大忙しなのよ。ママは。
だいたい客は、他所で一杯ひっかけてくるから、絶好調なのよ。
あたいも、自分のグラスに焼酎いれちゃお♡ じゅんちゃんの軽妙な前説でスタートよ。
でも、暑さのせいか、年のせいか反応悪いわ。暑いのも、年寄りなのもあたいが貧乏なのも、
みんなバカ東電のせいよ。リアル北斗の拳だわあ。まあ、すでにあたいは、死んでるけど。
でも、演奏始まれば、みんな目が覚めてのりのりだわあ。

素敵

アコーデオンのクーちゃんのたんたん誕生日も重なって、おめでたいわあ。
素敵なケーキの登場だわあ。秘密だけど、このケーキ造ってる、○○ちゃんて顔は怖いんだけ
どキュートなお菓子造るのよ。不思議だわあ。そんなこんだで、ウー太郎のカラータイマーが
ピーコンピーコンて、ライブも終了。お客さんものみ亭のキャパ一杯だわあ。
もしかしてキャパに合わせとて客てえ来るのかしら?
ということは、東京ドームだったら5万人よ。一人300円抜いても、50,000×300円=計算出来な
いわあ。がんばれスチャラカ。お客さんもミュージシャンが多いから、恒例のグルグル歌合戦が
始まったわあ。ヒゴちゃんの[悪魔はそんなにヤワじゃない]いい歌だわあ。でも、ヒゴちゃん
ズボン上げすぎよ。モッコリひょうたん島よ。で、あたいは、悪魔みたいな男を何人も知ってる
けど.....以下自主規制。
いよいよ、西荻の歌姫タカポンよ。相変わらず、素敵な歌声よ。スチャラカの歌聞くと、これで
いいのだと全然反省しないんだけど、タカポンの歌聞くと恥ずかしく生きて行けないわあ。
その後は、開閉商事の営業会議なんだけど、いつもべろべろなので、何を決めても覚えて無いのよ。
今度は、ハーブテーとお菓子を前にミーティングしましょ。

夜中の道をへろへろで歩く、あたいの頭の中では、
[あたい〇〇〇やめないわあ。いつもふふふ....]て流れてるわあ。楽しいわああああ。

あたしだけが幸せに
なれますように。







2012年7月17日火曜日

ユーライクミー作戦 終了

7月15日(日)のみ亭でライブを行いました。作戦名は上記です。
えらい暑いなあ...大丈夫かしらこんな暑くて誰も来ないのじゃないか、と心配しながら着いた
のが2時35分。暑さの盛りか。やっちゃんはもう店にいて冷房をつけてくれていた。それから
じゅんちゃん到着。じゅんちゃんは柏から、「いやあ、駅着くまでにもうびっしょり。」
くーちゃんはちょっと遅れるとのことなので、「じゃ、秘密練習すっか。」終わったころに、
くーちゃん登場、「今日こそは、時間に間に合うはずだったのに。」と、残念そう。
で、本番前の練習。新曲の内のポルカのみ何回かやる。
18時、本日の仮の店主大将と呼べの総務課あびちゃんが仕事が終わってやってくる。
ちょうどいいので立ち位置とバランスのチェックをやってもらう。アコの位置が難しい。
で、今までにない位置取りになった。くーちゃんとじゅんちゃんの位置を逆にした。
じゅんちゃんはアコの音が聞こえずらいようだが、全体の音のバランスを考え決定。
本番前の腹ごしらえにのみ亭向かいの大松庵でビールとおしんこ、板わさ、にしんそばに
もりそばを食べながらくーちゃんの京都での学生時代の話などを聞く。
7時10分頃戻るとくーちゃんの旦那の青柳くんが一番乗り、八尾の枝豆等の差し入れ。
ボチボチと人が集まり、のみ亭の時計(のんべえが終電に遅れないように15分早い)で8時
作戦開始。

演奏前にテレビ初期の娯楽番組の中でもお笑い番組がすきだったという話からバンド名の元
になった「スチャラカ社員」の話へ、じゅんちゃんがバンド名の由来を久しぶりに説明。
前回アングレーズから歌いはじめた「エニーオールドタイム」で開始。良い曲です。
2曲目40年位前にやっていたミニコミ紙「GrassHopping」に連載した「長Q旅日記」のもとに
なったじゅんちゃんとやっちゃんの関西旅行の時に作った「京都の街まで」
3曲目「メリーへの手紙」掛け合い歌で、結構古い曲で何人もの女子と掛け合いをしてきた。
4~5曲と新曲です。「ドクタージョーンズ」上手先生なのかなあ、ひたすら楽しく。
次が「港の酒場の物語」今までにない感じの曲で、しんみりと男と女の悲恋を語る。ウム..
で、次にお楽しみくーちゃんのソロ。フェリーニの「アマルコルド」の中でテーマのように
頻繁に流れていた曲だと思う。私の大好きな曲の一つです。間違っていたらごめん。
いやあ、アコーディオンのソロってのは趣があってとても素敵です。
前半最後はその「ステキ」って言葉が、歌詞の「恋はステキ」と入る
「スターダストラブ」本日は開閉商事社長旦那の庶務課ありさんのリクエスト曲でした。
なんか、2~3日前からライブ前って感じがあまりしないで暑さに気を奪われたのか、
はたまた関西出張に気を取られているのかわからないのですが、ただ演奏を始めると
「のみ亭」の箱とお客さんとの相乗作用で気分がエライ良くなってくるのは毎度のことなんだよね。

ちょっと一休みして後半へ突入と行くところなんですが、実は本日はくーちゃんのお誕生日。
じゅんちゃんの歌唱指導で秘密練習した誕生日ソングをみんなで歌う。
それから、貴ポン(藤井貴子さん、このすちゃらのブログを自信のブログで取り上げてくれた方)
が、アングレーズの梅ちゃん手作りのケーキをプレゼント。くーちゃん思わずにんまり?

ケーキを前に
思わず?
photo pika


後半最初の曲は、「ワンショットポルカ」すちゃらかでは初めてのインストルメンタルで、
これもくーちゃん効果。しかし、ちょっとつかれる。が、持ち直して次の曲、
じゅんちゃん曰く「スペイン語を知ってる人には聞かせたくない。」? という
「君は最高さ(Tu'eres estupendo)」曲の題名が先にできた曲だそうです。そういう事もあるんだ。
続いてはやっちゃんのボーカル、二曲連続。まずは蘇った伴丈太郎くんを抱えて、なつかしの
「ずっとこのまま」。これはやっちゃんが歌ってこそ非常に味がある。しかし、大松庵で
ビールを飲んでいる時にじゅんちゃんが、「この歌は夏に歌うと我慢大会だね」って、あれれ、
その通りだよ。ってことで、夏バージョンも考えないと、とあいなりました。
2曲目はアングレーズでも歌った「おお しゃんぜりせ」歌うたびに味が染みわたります。
へてから、前からよくやっている曲「オフェリア」、前回蔵出しした「ハーバーナイト」
とやり、そろそろスタミナ切れかというところで「Honky Tonk Saloon(Here We Go)」お気づき
かもしれないですが、のみ亭の扉のガラスに書かれている言葉は?後で確認してください。
で、へろへろになりながらも無事ゴールに辿り着きました。が、ここで問題発生そのままの
勢いで残業に突入しようとしたのですが、トイレに行く方が出て、はれほれひれはれ 
勢いが萎んだ。そこは百戦練磨のスチャラカ流ここぞとばかり息を整え、懐かしの男達
オレンジカウンティブラザーズの「これこそ男達の人生」、そして、愛で一杯の
「サイフはカラッポ」で、無事お開きとなったのでした。ふう、思い出しても疲れが戻ってきそう。
ここまで読んでくれてありがとう。

休憩時間です。photo woo
大将と呼べphoto woo



















ありがとう!!photo pika
その後は、いつもの各自ギター持ち回しで歌うたい。貴ポン一旦駅まで帰ったが戻ってもらって
歌ってもらい、7月21日(土)15時アングレーズライブのご案内、続いてベンちゃん、ひごくん...
のみ亭の夜は更けゆく......
みんなが帰ったあと12時頃祭りの後の寂しさもいずこへ再再度関西出張の打合せ。
これにて一件落着。
みなさんありがとうございました。次は京都大阪であいましょう。

営業一課 すちゃらか うーたろう

2012年7月10日火曜日

じゃーん! 関西出張フライヤー発表!!

おまたせしました。
前日予告した、すちゃらかしゃいにんぐ関西出張ライブのフライヤーが出来ました。
ところで、7月15日(日)のみ亭でのライブも忘れないでね。

                               制作 仲野ひかる

2012年7月9日月曜日

㋳のバンジョーに実際に起こったコワイ話 & とっぴんぱらりのぷぅ!

昨日は久しぶりにアコのくーちゃんが入っての練習でした。
おやじ三人だと枯山水のようなのですが、くーチャンが入ると総天然色になります。
その報告も含めて今回はなんと営業二課、営業三課の豪華二本立てでお送りします。
皆さま方には、今宵ゆるりとご堪能くださいますよう、お願い申しあげます。
それでは開閉商事劇場の開演でございます。


㋳のバンジョーに実際に起こったコワイ話

あれは忘れもしない5月20日の午後、アングレーズLIVEの当日、それは起きた。
16時からのLIVEの練習をのみ亭でしていた時だった。
アコのくーちゃんが来たので、出迎えに出ようとしたその時!。
何を血迷ったか、くーちゃんに嫉妬したのか、
オイラのバンジョー太郎が、酔ってもいないくせに、ふらふらっと倒れやがった。
すぐに抱き起こし、「オイ、太郎、大丈夫か、傷は・・・・・・ん?・・・」
オイラは我が2つの目を疑った。
ネ、ネ、ネックが折れてるぅう~。稗ぇぇぇえ~っ。えらいこっちゃがな。当日やんけ。

しかし、オイラはすぐに平常心を取り戻したふりをして、
バンジョーでやるはずだった曲を、フラットマンドリンとギターに差し替えて、練習を続けた。
そして、その日のLIVEを何事も無かったのごとく終わらせたのだった。

さて、ネックの折れたバンジョー太郎よ、もう一緒に仕事も出来んし、
クビにするしかないんかな、と思っていたら、
な、なんと総務課のあびちゃんが直してくれた。
大工仕事だけじゃなく、楽器修理も出来ちゃうんだぁ。さすが、うちの社員だ。
太郎よ、クビがつながって良かったなぁ。また、バンバン仕事しようぜ。

開閉商事営業3課すちゃらか社員 やっちゃん

修理中の伴丈太郎くん
がんばれ!!
くびをしっかりと固定している

















最強のボンド氏





















『とっぴんぱらりのぷぅ!』

7月8日(日)
午後より西荻のNスタジオにて四人練習。
そのあとだんま屋の二階で最終の作戦会議。
うぐうぐうぐ ぷはぁ~… いつもながら、ひと仕事終えた後の酒には
格別という味付けが施されておりますようで………って、まだリハ終わっただけなんだけどネ……。
曲目を確認して、不明点を解消して、もう打ち合わせはカンペキ!
来週15日(日)は今年2回目ののみ亭ライブです。
今回はリクエストももらったので、久しぶりの曲もやってみることなっています。
「ありさん!ありがとう! このメンバーでやるのは、初めてですよ!!!」

私達は客に媚びることをモットーにしてるヨイショ型タイコ持ち系バンドですので、リクエストがあれば「OKナゥ!」で応えちゃうのです。
だからといって、無謀なリクエストは差し控えてほしい。私たちのバンドの底は浅い。そして、そのほとんどはイキオイで出来ている。
それでも私たちの対応性は未知のゾーン。
行く末というヤツはいつでも心配で、いつまでもわからない…。
などと酔っぱらったヘラヘラ頭の思考回路で脈絡のない思いつき話とともに練習日の夜は更けていく。

そんなことより終電の心配をしろっ!ともうひとりの私が的確な状況判断を促す。

だが、いつものようにドリンカーズハイになったヘベレケ頭の中には届いていかない。
グラスの氷が溶けていく。頭のナカミも溶けていく……。聞く耳持たないもうひとりのウスラ頭が妄想をこねていく……。

…ん…、だからさ、さらについでに重ねて巡らせば……。
私は酔うとくどい。
旅行とかイベントとか楽しい事って、始まるまでの準備だったり、あーでもないこーでもないって考えている時が一番面白い!
ライブに関して言うと、一月半前くらいから曲揃えを考えていき、楽器編成や会場、客層などから新曲も作っていく。

一ライブ(ステージ)で、新曲の配分比は3割くらい。古曲(?)7対3(新曲)ぐらいが新鮮さも混合されてイイみたい。
頭の中でいろんな事を膨らませていって、想像上のステージを考え作っていくのは、私の中でいくつかある幸せの中でも、上位にラインアップする赤丸付きな幸せの瞬間なんだな。
だって始まっちゃったら、あとは終わるしかないでしょ。
昔話のお終いの言葉「とっぴんぱらりのぷぅ!」てなカンジでね。
flyerの見本を持つぴかちゃん

《営業二課/じゅんぼう》


だんまやでの作戦会議、右端flyer係のぴかちゃん












Flyer修正終了したらアップしますので、
お楽しみに。

2012年7月4日水曜日

すちゃらか前夜 「あ、うん....」

今を去る事30年前、その前の年に仕事をクビになった。友人のコ―キング屋を手伝い、
その後インドに行った友人の部屋の管理を家賃半分でやる事になったら、たまたままとまったものが手元に出来てしまった。で、ほいほいと外苑のお店に行ったら、なんと女子高生だらけ。何事かと思ったら、ラッツアンドスターのサトちゃんが謹慎中でバイトに入っていた。調子こいてバーボン飲みながらサトちゃんとハイジの再放送をみて女子高生と話していたら、稼いだ金も預かった金も露と消えて、バイト探しをしようとしたら、部屋を頼まれた友人が突然帰って来た。
えらいこっちゃ、が、持つべきものは、と言う事で「お前の事だから全部飲んじゃたんだよな」「あ、うん...」
と言う事で何事もなし。じゃ、どうしようと駅に向かいながら考えたら、そう言えばやっちゃんが店作るとか言っていたっけ。よってみるか。
西荻で降りて南へ歩いて行くと、ん、なんやら杉の香りとかすかにまじるヒノキのにおい。
やっとるやっとる、大工のポラーノとやっちゃんが丸太の半わり切ったり垂れ木打ったり、
「おっす」とか言って、しばらくながめてゴミなんか片付けていたら。
「うーちゃん暇だったらとんかちでもたたいていく?」
「あ、うん...」で、そのままつき合う事にした。私の仕事は主に墨打ち、結構楽しいもんだ。
床の塗そうはプロの鵜沢が仕事の帰りに来てくれた。
最後にポラーノからやっちゃんはこれをこうして、うーちゃんはそれをそうして、などと言われて
そのままやったら丸太で机と本棚ができてしまった。
めでたく「のみ亭」開店。
「うーちゃん日当は払えないけどその分は飲み代でチャラね」「あ、うん.....(えっ、三食酒付きで
たのしく仕事して酒飲めちゃうの (持つべきものは....)」
しばらくやっちゃん家に居座って開店から閉店まで飲んでいたのでした。
アカン、心機一転。
「じゃ、やっちゃんそろそろいぬわ。」「ん、どこいくの?」
「あ、うん。ちょっとじゅんちゃんとこでもいってからかえるかな。」
北方(ぼっけ)に向かう事にした。
じゅんちゃんところで一緒に酒を飲んでいたら、
「小島くん亡くなってやっちゃんと二人だとちょっとさびしいんで、そこでだけど。」「ん、なに?」
「うーちゃん、ベース弾いてみない。」
「(ベっベース) あ、うん....。えっ、やってみようか?でも、持ってないよ。」
「ここにあるからこれ使ってみて。」でてきたのが、朝日新聞社が移転する時に倉庫の奥から現れたと言うベース。
ネックと弦の間が最高1Cmはあろうかという。「ふ~ん、これか。やってみるわ。」
翌日じゅんちゃんが仕事に行っている間に練習。曲は何故か「パイナップルプリンセス」曲の譜面を柱に貼って、ああでもないこうでもないと格闘。ドミドソこんな感じでいいかなと思って、
じゅんちゃんが帰ってきたら披露した、
「うーちゃんベースは普通こんな感じで弾いてるよ。」と、教えてくれた。
う~んそうかそのほうがしっくりくるな、ではこんな感じでどうでしょう。
とやったら、いけそうだねと言う事になって、歌詞とコードを書いたものとテープを渡された。
で、弾き方も教えてくれて、後は自分でやらなあかん。
そして、当日に突然元「はちみつぱい」の駒沢さんも加わったので大汗をかきながらだったが、
遂に「ナモ商会」で晴れのデビューと相成ったのです。
中年の縁に足をかけ職も無かった私に一条の光が射したのでありました。


梅雨の晴れ間のじじいの散歩、右に行こうか
左にしよか........どっちも一緒か。

営業1課 すちゃらかうーたろう